エリック・カールの絵本『「はらぺこあおむし』。
私たち親世代が子どものころから読み継がれてきた、独特な色彩で彩られた名作です。
そのはらぺこあおむしをテーマにした展示が、東京・市ヶ谷の大日本印刷「ドットDNPコミュニケーションプラザ」で行われています。入場は無料です。
夏休みに突入した直後、7月の平日に行ってきました。メンバーは3歳児2人と1歳児、それにママ2人です。
東京メトロ市ヶ谷駅6番出口を出るとすぐのDNP、受付をして地下1階に降りると、まずは子どもがはまりそうな空間が広がっています。
丸いブースの中にモニターがあり、デジタルぬりえをしたりデジタル絵本を読んだりできます。
「デジタルえほんミュージアム Enjoy! フォトパーク」です。
10時オープンのところ、行ったのは10時半でしたがすでにこのブースはいっぱいだったので、その奥にある本命の「はらぺこあおむし展」へ向かいました。
ここでは「はらぺこあおむし」や他のエリック・カールの作りだしたキャラクター、彼の独特の色彩についての展示がありましたが、まずは混まないうちにワークショップカウンターへ。
「もしものたべものずかん」と「ポストカード」のどちらかを作ることができます。
どちらもエリック・カールの色彩をイメージした160種類もの色紙(いろがみ)から作ることができます!
こんな贅沢な中から1人につき3種類選ぶことができます。
ママ+子ども1人の場合、あわせて6種類です。
ちぎって貼って、絵を書いて塗って、できあがり!!
横のママ&子どもペアの手元を覗くと、同じあおむしなのにうちとはまったく異なる色遣い!! あちらも素敵~♪
個性が出ますね☆
作り終わったら、今度は気になっていた大きなスクリーンの前へ。
なになに? タブレットにタッチ…。
あおむしのお話がはじまりはじまり~。
ん? あおむしに何か食べさせるの?
ん? この壁の、食べさせたい色に合わせてタップ?
おっ、あおむしの体の色がちょっと変わりました。
じゃあ今度はこっちを食べさせよう、タップ!
とやっていると、やがてあおむしは食べた色を身にまとった蝶になり……。
自分の作った蝶がこのスクリーンに飛び立つというわけですね!!
しかも、スクリーンに映った人を認識して頭に触覚、体に羽をつけてくれるので、自分が蝶に変身!
最近はやりの、そして子ども大喜びの顔認識スクリーンでした!
その他には、エリック・カールの絵本が自由に読めるコーナーがあったり、「はらぺこあおむし」などを背景に無料で写真を撮れるコーナーがあったりと、たっぷり楽しませてもらいました。
うちの3歳児はカード作りもデジタルぬりえも展示もみんな楽しんでいましたが、一番はしゃいでいたのはこの写真コーナーでした(^^;)
全体的にこじんまりしているものの、我が家は10時半にインで、13時ごろランチに外出、再入場してまた遊び、15時ごろ帰途に帰途につくというコースで、ほぼ一日遊べました。
3月からやっていたこの展示は8月終了の予定でしたが、好評につき10月末まで延長しています。
【実用情報】
- ランチは同じ建物の1階にカフェがあり、外に出ればそこはオフィス街。ファミレス、ファーストフード、居酒屋と、ランチにはことかきません
- 「もしものたべものずかん」「ポストカード」づくりは1人1日1回で、10時半の時点ではすぐに入れましたが30分後には満席になっていました
- 「もしものたべものずかん」「ポストカード」は紙を手でちぎりのりで貼っていきます。ちぎるのが大好きな月齢のお子さんから楽しめると思います(のりを使うので、舐めないように要注意ですが)
- 入口はスロープもあり、ベビーカー可能。エレベーターで地下1階に降りると、ベビーカー置き場、無料ロッカー、おむつ替えシートに授乳室まで完備です。
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