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おもちゃの貸し借りトラブルは「おもちゃ分別法」で解決!

 

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私の息子は今3歳です。

未就園児なので、普段は児童館や子育て支援センター、公園などで遊んでいます。

 

時々、子どもの友だち(ママ友とそのお子さん)を自宅に招きますが、自宅にあるおもちゃは「自分のもの!」という意識が非常に強いのか、なかなかスムーズに貸せません。

そのため、せっかく招いたのに友だちは全然おもちゃで遊べないし、息子も機嫌悪くなるし、ママ友にも一緒に仲裁ばかりさせてしまって申し訳ない…ということがありました。

 

それ以来、おもちゃの貸し借りのトラブルを少しでも緩和するべく、我が家にお友だちを招く前夜に必ずやっていることがあります。

 

息子と一緒におもちゃの分別をする

おもちゃを分別する前に、息子に以下のことを順に伝えて考えてもらいます。

 

  • (1)明日、○○くんが遊びにくるよ。
  • (2)その子が、いーくん(息子)のおもちゃを「かーしーて」するかもしれないね。
  • (3)「いいよ」って言える?

 

「イヤー」の場合→じゃあ、貸したくないなって思うものは一緒にあっちのお部屋にしまおうか。

「言えるよ」の場合→(とはいえ、実際はそうでもないことの可能性が高いので)じゃあ、貸してもいいなーって思うものは残しといて、他のものはあっちのお部屋にしまっとこう。

 

そして、一緒に、「貸せるおもちゃ」と「貸せないおもちゃ」をを分けます。

貸せないと言ったものは、押し入れやお客さんを通さない予定の部屋などにしまっておきます。

 

「ぜーんぶ貸せない!」なんて言うこともあります。

それはそれで、「そっか~、じゃ明日何で遊ぼうかねぇ」などと言って、のらりくらりと対応しています(笑)。

一緒に片付けているうちに、疲れてくるのか「これなら(貸しても)良いよ」と言ってくることもしばしばです。

 

どうやらこの、物を貸せない、というのは、2~3歳にはごく自然の姿(そういう発達段階)なのだそうです。

まず自分の物に愛着や執着のある時期があって→他人の物は他人の物ということも認識できるようになり→この段階を経て他人に自分のものを貸せるようになるらしいです。

 

自分の物を大切にされる(=自分を大切にされる)経験が積んだからこそ、他人の物(他人)も大切にできるのだと。

 

これを知ってから、息子が「貸したくない」と言っても「だよね~(笑)」と受けとめられるようになりました。

とはいえ、やはり招いたからには友だちにも気持ち良く遊んでもらいたいので、息子がおもちゃを貸せた時は、「貸してあげられたんだね~」の気持ちを込めてニコニコの眼差しを送るようにしています。

この、前もっておもちゃの分別をすることによって、友だちが来ても「貸せない!」ということは激減しました。

 

息子自身も、選んでおくことで、覚悟というか気持ちを整理することになるのかな?

親としては、息子の中の大事なおもちゃランキングがわかるので、「今度これは誰かにあげられる」「押し入れにしまっても大丈夫そうだな」……といったことも考えられるキッカケになり一石二鳥です。

 


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