今回は、読者の方からの質問で、「写真映えする服ってどういうもの？」というテーマです。
これまでの「自分が撮影するとき」の話ではなく、「自分が撮影される機会のとき」を思い浮かべて読んでくださいね！
家族写真の撮影では、子供の写真をメインで撮るつもりとはいえ、自分も映ることになるので、ファッションに悩みます。
もちろん自分に似合う、自分の好きな服を着るのが一番なのですが、子供が産まれてから、ついつい子供メインの生活で「自分」については二の次になりがち。
体型だって子供を産む前みたいにひきしまっていないし、服も実はサイズアップしたまま。
クローゼットの前で「一体どれを選んだらいいんだろう…」と迷う人、多いのではないでしょうか。
そんな方のために、写真映えするセレクト、お教えします！
■ポイントは「上は明るく、下は暗く」！
「明るい色は膨張色」というのはファッションではよく言われていることです。
少しでも細く見せたいから、黒メインのセレクトで！と思ってしまう方は多いのですが、実はそれは逆効果なんです。
黒はもちろん色としては引き締めて見せる効果があるのですが、写真は動画ではなく、静止画。
顔の下にあると、顔色がくすんで見えてしまうことも。
ということで、明るい色がおすすめです。
とはいえ、全部を明るい色にしてしまうと、膨張色効果が勝ってしまうので、体型補正効果が欲しい！という人は、【トップスは明るい色・ボトムスは暗い色】を選択しましょう。
子供撮影のときはバストアップの撮影構図になることも多いので、「上半身は明るい色」にすると、バストアップの撮影にも対応できます。
白のブラウスはとてもきれいに見えるアイテムのひとつですが、１枚で着るのはなかなか勇気がいりますよね。
そういうときは、さし色に明るい色のカーディガンを羽織るといいでしょう。
さし色があると、コーディネートとしてもバランスがよくなりますよ！
もちろん誰にでも似合う服、というものはないので「自分はこの組み合わせが好き」と思う服にするのだって大事なことです！
でも、もし迷ったら、「上は明るく・下は暗く」を参考にチョイスしてみてくださいね！
さて、来月は３月、卒業式シーズンです！
次回は「学校や幼稚園・保育園の式典での撮影」について書こうと思います。
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