むすめを産んでみて知ったことのひとつ。
それは、「子どもは本当によく鼻水が出る」ということ。
子どもは常に鼻水がたれているというのは昔のギャグ漫画の中だけかと思っていましたが……あれは事実でした。
うちのむすめ、風邪のときだけでなく、治った後しばらくの間、冬、泣いた後、季節の変わり目などなど、気が付けばいつも鼻水がたれています。トホホ。
見つけ次第ティッシュで拭くようにしていたのですが、拭こうとすると嫌がって顔をそむけたり泣いたりして、おとなしくしてくれません。
逃げ回るのを追いかけながらやっとの思いで拭いても、拭ききれず鼻水が残っていて、もう1枚ティッシュをとって再度トライ。
そうしている間にむすめの機嫌はどんどん悪くなってゆく……。
「鼻水を拭く」。簡単なことのようで、なかなか難しいのです。
そう思っていたある日。
親戚が集まった法事の場で、むすめの鼻水を拭くのに悪戦苦闘している私を見て、3児の父・育児の先輩であるいとこが、おもしろいテクニックを私に伝授してくれました!
保育士さんがやっていた「お鼻スルスル」という技だそうです。
お鼻スルスルのやりかた
- ティッシュを半分に折り、さらにもう一度半分に折る。(幅が1/4の帯状にする)
- 右手を写真のような形にして、人差し指に①のティッシュをかける。手前を長く、向こう側を短くする。
- 子どもと向き合い、ティッシュをかけた人差し指を子どもの両鼻の穴に軽く当てる。
- 右手は子どもの鼻に当てて固定したまま、子ども側に垂れている短い方のティッシュの端を左手で下方向にひっぱって滑らせる。(写真の矢印方向にひっぱる)右手親指で軽―くティッシュを押さえると安定します。
ロールタオルが鼻の穴を滑って通過しながら鼻水を拭きとっていくイメージで、スルスルスル~~!!
すると、あら不思議!
一度ですっきり鼻水が拭き取れます!
保育士さんいわく。
子どもの鼻水は粘っこいので、普通にティッシュで拭きとると途中でちぎれてしまうために何度も拭くはめになるのだそうです。
でもこの「お鼻スルスル」なら、鼻水がちぎれることなく鼻の奥からひっぱり出されるのでお鼻の吸引をしたようにすっきり取れてしまうのです!
ちょっと汚いので写真掲載は自粛させていただきましたが…拭いた後のティッシュをぜひ見てみてください。
おぉ~~~☆と感動して、きっとママも気持ちいい気分になれると思います(笑)
そして!
ティッシュが鼻をスルスル通過するのがおもしろいのか、この方法だとむすめは全く嫌がりません。
今では「お鼻スルスルしよっか」と言うと、「うん」とうなずいてこちらに顔を向けてじっとしてくれるようになり、親子ともに鼻水を拭くストレスから解放されました♪
魔法のような方法を教えてもらって、感謝です!
低月齢の子にもおすすめのテクニック。
ティッシュ1枚で簡単にできますので、ぜひためしてみてくださいね!