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【読プレあり】話題の昆虫食に挑戦! 3つのフレーバーで止まらない美味しさ「クリッピー」

未来のタンパク源として注目が集まる昆虫

「昆虫食」をご存知ですか?

私のなかで昆虫食といえば「イナゴの佃煮」。見た目からして「虫ドーン!」で、ちょっと無理……というイメージを持っています。ですが「無理」とばかりも言っていられない世の中も遠くはありません。

人口の増加と世界的な食生活の向上(欧米化・肉食化)によって、早ければ2025〜30年頃にはタンパク質の需要と供給のバランスが崩れる「タンパク質危機 (global protein crisis)」が訪れると予測されています。

「それなら、肉の生産を増やせばよいのでは?」と思いますが、家畜を増やすということは

  • 広大な飼育スペースが必要=大規模な森林伐採が必要
  • 大量の飼料が必要=資源と経費が膨大にかかる
  • メタンガス・温室効果ガスが発生する(牛のゲップなど)=地球温暖化の加速

需要がある限り家畜を増やし続けることは未来の地球にとって最善の判断ではないのです。

そこで今、注目されているのが「昆虫」です。

未来のタンパク源としての昆虫には、こんなメリットがあります。

  • 少ない飼料で生育できる
  • メタンガスの発生量が極めて少ない(環境負荷が少ない)
  • 成長が早い(すぐに食べられる)
  • 栄養価が高い(ほとんどが可食部)

 

一方で、冒頭でも述べたように「見た目」の問題でどうしても口に運べない…というデメリットもありますよね。

そんな中、「旅する未来フード クリッピー」(以下、「クリッピー」)という、コオロギを使ったお菓子が完成したとのこで、 子どもたちと一緒に試食会に参加してきました。

「虫感」が見えなければ普通のおやつ

現代の子どもたちは、幼い頃から園で「SDGs」についてのお話会があったり、小学校では授業の一環として学んでいます。学校で習ってきたSDGsにまつわる話を家で話してくれるとき、”考えなくてはいけない”という私の感覚とは違って、「自分自身のこと」「遠い誰かのこと」「自分たちの未来のこと」として自然に受け止める習慣がついていて、すごいなぁと感じることが多々あります。

将来的なタンパク質不足と昆虫食についても小学5年生の長女はすでに知っていて「必要なことはわかってる」とのこと。ただやはり「興味はあるけれどちょっと怖い」という気持ちもあるようなのです。

「あなたは”エビの見た目がムリ”と言って、殻をむいて食べるのは嫌がるじゃない。でも、えびせん・エビフライになると食べられるよね。それって、昆虫でも同じかもしれないよ?」

そんなことを話しながら、試食会へ向かいました。

ちなみに虫が大好きな次女(小1)は、恐怖心はまったくなく「やったー!虫、食べてみたい〜!」と最初からワクワクしていました。

おそるおそる口に入れてみたら…… あれ!? すごい美味しい!!

試食会の会場で目にしたのは、「昆虫」のイメージとはかけ離れた爽やかなパッケージ。

中身は、一口サイズのスナックと、謎の粉(!?)が3種類。

おそるおそる、口に運びます。

……えっ、美味しい!!

スナックはカリッと歯ごたえがあって、軽いおせんべい? 大きなポン菓子? のような食感。

そのままでも、ほんのり甘さと塩気を感じて優しいお味ですが、ここで満を持して登場するのが「謎の粉」。この粉の正体は、「キャラメル」「カレー」「みかん」の3種のフレーバー。スナックにこの粉をお好みでつけていただくと、止まらない美味しさに一変!

甘いものが好きな次女(小1)はキャラメル、大人の味覚が芽生え始めた長女(小5)はカレー、そして2歳の三女はみかんが気に入った様子。

袋にフレーバーとスナックを入れてシャカシャカするのもアリ、ちょんちょんっとつけながら食べるのもアリ。

夢中で食べる子どもたち。あんなに不安がっていた「昆虫食」だということを、すっかり忘れている様子です(笑)

シナモンシュガーやはちみつ、塩コショウなど好みの調味料でアレンジもイイかも! 大人なら、ハーブソルトやシビ辛系も良さそう(お酒が進みそう)です。

「タンパク源としての昆虫」が当たり前になる世の中にそなえて

イナゴの佃煮を食べた経験のない私はどうしても「虫」への恐怖心が先行してしまいがちですが、友人は「小さい頃、おばあちゃんの家でよく食べてたよ。美味しいんだよ! 機会があったら子どもたちにも食べさせたい」と言います。幼い頃に経験したことは、大人になっても受け入れやすいものですよね。

遠からず「タンパク源としての昆虫」が当たり前になる世の中が来るでしょう。そのときに「虫なんて無理!」と貴重な栄養源を拒絶するようなことがないように、小さい頃から経験させてあげるのは、親の役目でもあるのかもしれないなぁなどと考える機会にもなりました。

今回の試食会で、「虫感」が少ないお菓子なら子どもたちは喜んで口に運べることがわかりました。

パッケージには、ちぃさーーーくて可愛い虫さんがこっそり生息してますが、 それ以外の「虫感」はゼロ。

特に「クリッピー」は、美味しいのはもちろんですが、パッケージが可愛かったりフレーバーをアレンジして食べるのが楽しかったりと、子どもたちの「最初の一歩」にピッタリのスナックでした!

「クリッピー」開発までのストーリーを知ってほしい

ところで、この「クリッピー」は旅行会社の近畿日本ツーリストを傘下に持つ、KNT-CTホールディングス株式会社が開発を手掛けたお菓子。旅行会社がなぜ昆虫のお菓子を? 「クリッピー」に込めらた想いとは? などは、『東京こども星★レストラン』の記事に詳しく紹介されていますので、ぜひ合わせて御覧くださいね!

【近畿日本ツーリストグループがお菓子を開発!「旅する未来フード クリッピー」に込められた思いとは?】

「旅する未来フード クリッピー」をチアママ読者5名さまにプレゼント

今回、編集部・みうらが親子で試食した「クリッピー」を読者プレゼントとして5名分にご用意いただきました!

「初めての昆虫食」にピッタリの美味しいスナック。ぜひお試しくださいね!

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