大泣きすればするほどヨシとされる赤ちゃんの赤ちゃんのための大人によるイベント(!?)「泣き相撲」。
みなさんも、夕方のニュースなどで見かけことありませんか?
私もずっと「うわぁ~カワイイ!大泣きで健康祈願だなんて最高~!」と思っていましたが、実際のところ、第二子が誕生してからはスッポリ頭から抜けており……ある時、夕方のニュースで泣き相撲の様子が流れたのを見てやっと思い出し、慌てて調べました。
生後半年から2歳半まで参加OK!
調べて知りましたが、泣き相撲の参加条件は、首の座っている生後半年〜2歳半までとのこと。
我が家の第二子は女児ですが、女の子も参加OKとことで、夫に提案したところ「絶対いい思い出になる!」とノリノリで参加を決めました。
泣き相撲は各地でいろんな日にちに開催されているので選びやすいのもメリットです。
我が家は自宅からそれほど遠くなく、まだ定員になっていない神社があったのでそこに決めました。
申し込みの際に「四股名」の登録があるので、家族会議で四股名決定。そんな流れも楽しかったです。
参加費は開催場所によって異なりますが、だいたい10,000円〜15,000円ほど。
申し込みから約2週間で、チケットが自宅に届きました。
いよいよ、泣き相撲当日!
待ちに待った当日! イベント目白押しでした!
1:受付
参加費を支払い、キレイに折られた手作りの兜をもらいます。兜に四股名のシールを貼りました。
2:化粧廻し選び→お着換え
たーっくさんある化粧廻しの中から好きなデザインのものを選び、着替えます。(もちろんオムツはつけたまま)
女の子なので花柄を選びました。
3:御祈祷
まわりもみーんな赤ちゃんだらけなので、泣いてもお互い様。気を使いません。
4:いざ取組!!
順番がくるのを待ち、力士に赤ちゃんを預けたらいよいよ取組。
行司さんの「はっきよい!のこった〜のこった!」の掛け声と共に、赤ちゃんを抱えた力士がものすごい大声を出して赤ちゃんを全力で泣かせに来ます。
行司さんも本気になって大声を出し、赤ちゃんを泣かせます。
ちなみに我が子は力士に預けた瞬間から全力で泣いていましたが、取組中はもうこれでもか!というくらいものすごい声で泣いてました。
でもその声で邪を祓うので、家族も順番待ちしてるよそのご家族もみーんな「がんばれ!がんばれ!」とニコニコで応援。
ちなみに取組は行司預かりとなり、勝負はつきません。
5:赤ちゃん力足
取組が終わったあと、神前でしっかり四股を踏み、赤ちゃんの魂がしっかりその体に定着するよう祈願します。
6:背伸び太鼓
お次は、「背伸び太鼓」という太鼓の上に乗って太鼓の音で成長祈願!
7:記念手形
四股名が入った記念の紙に赤ちゃんの手形を残します。
絵馬もいただけたので、兄妹の健やかな成長を願って掛けてきました。
…と、これにて終了!
どの場面でも化粧廻しをつけてる我が子ってだけでシャッターチャンスでしかなく、バッシャバシャ撮りまくりました。
たっぷり泣いた娘、帰り道はグッスリ。
私も夫も息子も、「参加してよかったよね!」「化粧廻し姿かわいかったね!」「すっごく泣いてたね!」といろんな場面を思い出しては笑い、遠方ゆえに見に来ることはできなかった両祖父母にも動画や写真を送ったらとても喜んでくれました。
みんなでギャン泣きを応援しちゃう日なんです
赤ちゃんとのお出かけのときに「ぐずったらどうしよう?」と気を遣ってしまうことってありませんか?
この日、泣き相撲の時間だけは、赤ちゃんは思う存分ぐずってヨシ!
言うなれば、「ギャン泣きすべき日」です。
どんなに泣いてもOK! もっと泣いたっていいんだよ! ほらがんばれがんばれ!
なかなかこんな機会は無いのではないでしょうか。
2歳半までのお子さんがいらっしゃるのであれば、ぜひ参加してみてくださいね!
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