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「第12回キッズデザイン賞」授賞式で気になったアイテム3選【取材レポ】

 

9月25日(火)に「第12回キッズデザイン賞(KIDS DESIGN AWARD 2018)」の発表と表彰式が六本木ヒルズにて行われました。

【キッズデザイン賞とは】

「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に、2007年に創設されました。
キッズデザイン賞を受賞した作品には「キッズデザインマーク」をつけることができます。

 

チアママ取材班も授賞式に出席してきました。

本記事では、今回表彰された上位33点の商品やサービスの中から、ママの目線で「乳幼児子育て中のママ」におすすめしたいアイテムをピックアップしてご紹介いたします。

 

ちなみに、今年度から「アプリケーション・サービス」部門が新設されたとのこと。すぐにゲットできる実用的なアイテムということで、アプリやwebサービスを中心にご紹介していきます!

 

 

その1:教えて!ドクター こどもの病気とおうちのケア(アプリ)

奨励賞 キッズデザイン協議会会長賞

「あかちゃんが、ベッドから落ちた…どうしよう!」「夜の急な発熱…何をしたら良いの?」などなど、こどもの病気やけがの対応で不安に思ったことはありませんか?

筆者は、よくありました!…というか、息子は5歳になりますが、今でもまだあります。

 

すぐに相談できる専門家が近くにいれば安心ですが、一般のママでそんな環境が整っている方は、なかなかいないと思います。

そんなときに、心強い味方になってくれるのがこのアプリ。

子どもに起こりうる可能性のある病気やけがを、「症状からさがす」「病名からさがす」で検索でき、応急処置で何をすべきなのか、何に注意して様子をみるべきか、救急車を呼ぶべきタイミングなど、「ママの知りたい!」がわかりやすいイラスト付きで詳しく説明されているのが特徴です。

 

ほかにも、予防接種の記録を管理できたり、子育て豆知識が読めたり、子育て相談窓口のリストがあったりと、万が一の事態に備えて携帯に入れておくと、不安軽減を図るほか、子育て力向上にも繋がりそうですね!

 

その2:ベビーカレンダーアプリ(アプリ)

優秀賞 少子化対策担当大臣賞

こちらは、妊娠期間~乳幼児の期間中に、その時期の赤ちゃんの発達段階や知っておくと良い情報を、毎日分かりやすく日めくりカレンダーのように読めるアプリです。

 

筆者自身も乳幼児の子育て中は、赤ちゃんの成長が早くて、ママのほうが追いつけていないな〜と感じたことがよくありました。

そんなときに、このアプリがあれば、前もって心の準備ができたり、自分以外の同じ月齢の赤ちゃんを持つママのQ&Aを参考にできたりと、日々の生活の中で心理的側面の支えになってくれそうです。

 

また、アプリを通して、助産師や栄養管理士などの子育てのプロフェッショナルに直接質問もでき、即時性と信ぴょう性の高い情報を入手できるのも、このアプリの魅力ではないでしょうか。

月齢に合わせた離乳食レシピもて掲載されているので、5ヶ月くらい~離乳食完了期の赤ちゃんのいるママには、特に便利なアプリかと思います!

 

その3:育児保育ネット予約サービス「あずかるこちゃん」(webサービス)

奨励賞 キッズデザイン協議会会長賞

こちらは、病児と病児保育施設の最適なマッチングをWeb上で行うサービスです。

 

特徴としては、

  • web上から受入可能人数が一目で確認でき、空室がなければ自動の「キャンセル待ち」も選べる
  • 施設ごとに準備していた事前登録申込書を一元管理できるので毎回作成する手間を省ける
  • オンライン問診で適正な部屋の割付することで、保育スタッフが電話対応から開放され保育に専念できる

などがあるそうです。これは便利そう!!

急なこどもの体調不良で、ドタバタのママの負担が減るのはもちろん、保育スタッフが電話対応から開放されることで、保育の質が向上するというのも、預けるママにとっては注目スべきポイントではないでしょうか。

 

このサービスは、現在、一部地域だけで使用できるサービスになるそうです。

全国区で使用できるように現在調整中とのことですので、完成が楽しみです!

 

第12回デザイン賞 最優秀賞(内閣総理大臣賞)は…

ちなみに今回の最優秀賞は、YKK株式会社が開発した「QuickFree(R)」という、ファスナーでした!

 

ファスナーのスライダー部品を改良し、開製品の操作がしやすくなったことで、子どもは自分ひとりで着脱しやすく、親も着せやすくなったそうです。

また、左右に一定の力が加わると、スライダーが外れてファスナーが開く開放機能を備えているという画期的な機能が、子どもの安全性を向上させ、また多くの衣類や装具に採用されることでファスナーの概念を覆す可能性を持ついう意味で高い評価を得たようでした。

 

まとめ

今回で12回目となる「KIDS DESIGN AWARD」では、これまでに2,705点の商品やサービスが、「キッズデザイン賞」を受賞されたそうです。

ママや子どもに優しかったり、嬉しかったりするサービスが、どんどん世の中に生み出されていっているというのは、本当に素晴らしいことだなと思います。

ママである私達が、そんな商品やサービスを自分の生活の中に、上手に取り入れていくことで、今まで以上に安心だっり豊かだったりする未来を実現するきっかけになるのではないでしょうか。

今後の「キッズデザイン賞(KIDS DESIGN AWARD)」にも注目していきたいと思います!

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