【連載】うちの子がすきな絵本［66］
息子が2歳1カ月のときにはまった本と、ママにおすすめの本、合わせて3冊ご紹介します。
『きょうの おやつは』
「鏡絵本」というのをご存知ですか？
両開きの反面が鏡のようになっている特殊な絵本で、本を90度にひらくと絵の部分が映り込んで立体的に見えるという仕組み。
おはなしのテンポもよく、カシャっと卵が割れる音なども登場したりして、小さい子どもとも楽しく読み進められます。
わが家ではホットケーキを一緒に作る前に読んだりもしていて、「絵本と一緒だね！」と喜んでいます。
『どんなにきみがすきだかあててごらん』
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登場するのは、ちびうさぎとでかうさぎ。
兄弟にも、友人にも、親子にもとれるちびうさぎとでかうさぎが、“どれだけきみがすきか”を競い合う、ハートフルなお話です。
手を思いっきり広げて、このくらいすきだよ。
せいのびせいいっぱい、すきだよ。
と、必死に気持ちを伝えるけなげさが愛おしくなります。
ただ温かく、子どもにもこんな風に好きを伝えられたらいいなあ、こんな風に好きな人ができたらいいなあとしあわせになれる本。
お子さんに向けて読むのはもちろんですが、ママやパパのために読むのもいいと思います。
育児に行き詰まったときに出会って、涙してしまいました。
好きな気持ちを伝えたいときのギフトにも、おすすめです。
『子どもと一緒に覚えたい道草の名前』
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2歳になり、お散歩中にもたびたび立ち止まっては、「これなあに？」と聞くのが楽しそうな息子。
そのうちに知らないものがたくさん出てくると自分も気になって調べたいと思い選びました。
イラストが繊細で見ているだけでも美しいのと、ひとつずつ生え方やその草花などを使った遊び方などの紹介もあって活用できる一冊。
シロツメクサなど、馴染みのあるものでも新たなる発見があり、お散歩が楽しくなる本です。