【連載】買ってよかった![136]
押してはダメなら引いてみたり、おだてたり怒ったり説得したり一緒に泣いたりと、試行錯誤を繰り返した長女のイヤイヤ期。「今この時を一緒に乗り越えよう!」と常に真正面から向かい合っていました。
一方、ただいま絶賛「魔の二歳児」な次女のイヤイヤ期は、最初から「基本スルー」の姿勢。
長女のイヤイヤ期と対峙して「イヤイヤ期は何をしても無駄」という結論を導き出したので、次女がこちらの言うことを拒否し始めたら、基本、放置。しばらくすると、自分で気分を切り替えて(またはイヤイヤしていたことを忘れて)ニコニコ戻ってきます。
あぁ、ラク! なんてラクなの!
2周目の育児は噂通りのテキトーさ…もとい、ユルさ加減で、親子ともにストレスの少ない日々です。
しかし、放置できないイヤイヤが1つ。
次女、外を歩く時に「手を繋ぎたくない」モードがすごいのです。
手を繋ごうと次女に手を伸ばすと、「イヤ! サワラナイデ!」と叫ぶほど。
だからといって手を話して自由に歩かせると、あっちにフラフラ、こっちにフラフラ。葉っぱでも舞っていようものなら、車道に向かってダッシュ! 危険すぎる!
長女は、手をつなぐことを嫌がらない子だったので、これは私も初めての経験。
どうしたら手を繋いでくれるのか……と悩んでいたある日、ベビーカーを押して次女とおさんぽをしていた時のことです。
やっぱり私とは手を繋ごうとしませんが、ふと思い立って「これ、持って歩いてくれる?」とベビーカーの座面に乗せているカバンの持ち手を差し出してみたところ、持って歩いてくれたのです!
この方法でいいじゃない!と思ったのですが、引っ張りすぎてカバンがずり落ちたり、ベビーカーの車輪に足をぶつけてしまったりとちょっと歩きにくそう。
そういえば、ベビーカーに電車のつり輪のようなものを付けている親子を見たことがあるな〜と、色々検索してみたところ、いくつかの商品を見つけました。
日本よりも海外の方が需要がある製品なのか、ヒットするのは輸入雑貨が多かったのですが、そんな中で私が購入したのは、コチラ!
使用しているベビーカーのカラーリングが赤☓黒なので、ベビーカーハンドルも同系色のてんとう虫にしました。
ベビーカーに装着するとこんな感じ。
このままではブラブラしていて危ないので、使用しないときは持ち手部分をベビーカーオーガナイザー(小物入れ・写真の白☓グレーのシマシマのポーチ)の中に入れています。
さぁ、いざ公園へ!
長女が「ママが、てんとう虫さんを買ってくれたって! 持ってみる?」とナイスな声掛けをしてくれたこともあり、「もってみるぅー!」と嬉しそうに飛びついた次女。
紐が長すぎるのでは?と心配したのですが、ベビーカーのタイヤに足をぶつけることなく、上手にハンドルを持って歩ける絶妙な長さでした。さすが、専用グッズ!
現在、このベビーカーハンドルを装着して2週間ほどになりますが、「てんとう虫さんを持ってね」の効果はまだ続いています。
「てんとう虫さんを持って歩くと、危ない!と怒られないから、おさんぽが楽しいね!」と声をかけると、
「うん!」と嬉しそうに振り返ってくれました。イヤイヤ期な魔の二歳児だって、そりゃ怒られるのはイヤだよね。
年末年始の長いお休みは、てんとう虫さんのおかげで親子ともにストレスレスで過ごすことができました。
てんとう虫さんの効果が消えないうちに、早く「手を繋ぐ」ということを嫌がらない子になって欲しいな〜と思う母なのでした。
余談ですが、今回、ホールドオンハンドル ベビーカーハンドル バグスを買う際、こちらの商品と迷いました。
▲SKIP HOP ストローラーハンドル/ブルー 【ベビーカー用】【つり革風】NZSH400350
ゴムのような弾力のある素材のようなので、小さい子には持ちやすそう?
てんとう虫さんに飽きてもまだ手を繋いでくれないようだったら、次なる命を守るアイテムとして、こちらを導入してみようと思っています。