ベビースリング。
抱っこ紐の一種として知ってはいましたが、なんだか難しそうで1人目の子どもの時は使いませんでした。
しかし、2人目にして買ってみたところ、このスリングの便利さといったら!
今では、ベビースリングが大重宝しているので、私が使ってみてわかったおすすめポイントをご紹介します。
ちなみに、わが家の兄妹は上の子(男の子・3歳)下の子(女の子・1カ月)です。
下の子を寝かしつつ、上の子の世話ができる!
2人目育児において「上の子がヤキモチをやくので、上の子優先で相手をする」というのはよく言われることですが、そうするとその間下の子を泣かせっ放しにしてしまう場面が多々発生します。
私も1人目よりは赤ちゃんを泣かせておくことに慣れましたが、やはりどうしても最後の方の激しい泣き方に変わっていくとハラハラしてしまい、ストレスを感じてきます。
それだと結局、イライラ・せかせかと上の子の相手をすることになって、折角優先したのに後味悪いまま今度は下の子の世話へ向かう…ということになってしまいます。
スリングのいいところは、下の子をすっぽり包んでしまえば下の子の様子を見つつ、両手が空くので自由に動き回れる点です。
なので上の子の着替えや食事のフォロー、寝かしつけの絵本読みなどもできます。
いつの間にか下の子はスリングの中で寝ていたり、寝ていなくても、身体がくっついていて満足なのか大人しくしていて愚図ることが少なく驚きました。
(スリングの中での姿勢は、子宮の中での姿勢に似ているので赤ちゃんが落ち着くといわれているそうです)
上の子の相手をするために離れている場所に寝かせて泣かれるよりは、スリングで密着させて静かにしてもらった方が私自身の気持ちもラクだなぁと思いました。
夜の寝かしつけが少し時短に!
我が家の寝かしつけは、絵本→添い寝で寝るという流れだったのですが、下の子が産まれてからは当然そんなスムーズには行かなくなりました。
スリングを買うまでは、上の子の絵本読みのときにグズる下の子を私の胡座の中におさめてあやしたり、腕で抱っこして揺らしながらしていたので、上の子にとってはどうしても「片手間」感があったと思います。
スリングに入れて絵本を読むようになってからは、上の子が私の膝の上に乗ったり膝枕することもできるし、下の子が愚図りだしても上半身を左右に揺らせばいいので腕が痛くなることもありません。
また、上の子は赤ちゃん返りのひとつでおっぱいを触りたがるのですが、スリングはたすき掛けのようになっているので、片側のおっぱいはスリングをしていても上の子に触らせることができます(笑)
絵本を読んでいるうちに先に下の子が寝ることが多いので、順番に寝かしつけをするよりは時短になっているかなと思いました。
着地後もそのまま巻きつけておける!
スリングは布なので、ベッドや布団に着地させた後もそのまま掛け布団代わりにしておけます。
母親と自分の匂いや温もりが付いているからか、着地の成功率が他に比べて高くそのまましばらく寝ていてくれることが結構あります。
以上が、私が感じたスリングのメリットです。
逆に「デメリット」もあります。
- スリングで抱っこするのに慣れるまで練習が必要
- エルゴやコランなど腰抱っこのものよりは肩や腰が凝る
といったところです。
産後は体力も落ちているので、身体が辛くなったら無理はせず、要所要所で使っています。
赤ちゃんによってはスリングが好みじゃないこともあると思いますが、2人目育児グッズにスリングの使用を候補に入れてみるのもいいかもしれません。
ちなみに、赤ちゃん返りをしている上の子が、下の子(赤ちゃん)がスリングで始終お母さんにくっついているのを嫌がるかもしれません。
うちの場合は、スリングに下の子を入れる前に「今からいーくん(上の子)とじっくり遊びたいから、赤ちゃんが途中で泣かないようにスリングに入れちゃっていい?」などと聞くようにしたら納得してくれました。
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