私は関西在住ですが、生まれ育ったのは愛知県。
先日帰省した際に、ふと自分が幼い頃によく連れて行ってもらっていた公園がなつかしくなり、むすめを連れて遊びに行ってみました。
その公園とは、愛知県刈谷市にある「刈谷市交通児童遊園」です。
市営の公園で、刈谷市のホームページには「子どもたちが、健全な遊びを通じて健康を増進し、豊かな人間性を育てるとともに、楽しみながら交通マナーを習得するための施設です」という真面目でおカタイ説明文が。でも実際は、ちびっこ心をくすぐるものがいっぱいの楽しい公園なんです♪
私も小学生くらいまでは「遊園地」と言えばこの公園のことで、「交通公園行きたい!」と親によくねだっていたものです。数十年ぶりに行ってみると、今度は親目線で、幼児とのおでかけにぴったりだなぁと感じました。見どころをご紹介します。
▲児童遊園入口付近
道路や横断歩道、信号機などがあります。このあたりが「交通マナーを習得するための施設」なのでしょうか。とはいえ、車は走っていませんので安心して遊べます。
▲園内に入るとまず目に飛び込んでくるのは、大きなSL!!
▲奥には路面電車もあります
▲SL・路面電車は走らないですが、実際に使用されていた本物
中に入ることができ運転席にも座れるので、乗り物好きの子はテンションが上がりそう。
▲トランポリンのような弾む遊具。みんな大興奮で遊んでいました
▲SL前の広場は、5~10月はじゃぶじゃぶ池(噴水)になり、水遊びが楽しめます
▲人工芝のすべり台。もう一回り大きいものもありました
靴を脱いで、寝転がって滑るのがとても気持ちよかったみたいで、むすめは大興奮! なかなか帰りたがらず困りましたw
これだけ見ると、ちょっと広めの公園かなといった感じですが、こちらの公園の一番のお気に入りポイントは……、 ゴーカートやキッズコースター、メリーゴーランドなどの大型遊具があるところ! 公園というより、ミニ遊園地といった感じです。
入園料は無料で、コースターなどの乗り物の利用料金は、1人1回あたりなんと50円!!安っ!!! 3歳以上から有料なので、2歳のむすめは無料でした。
多くの乗り物は定員が2名なので、私とだんなが交代でむすめと同乗し、乗らない方が写真を撮ったり、外から手を振ったりしました。なので、乗り物1回あたり50円で楽しめて、お財布にやさしすぎて感動! 11枚綴り/500円の回数券を買えば、さらに1枚分お得です。
むすめは現在2歳。遊園地へ行っても、年齢や身長制限により乗れなかったり、怖がったりする乗り物が多いのですが、こちらの公園にはむすめでも楽しめる乗り物がいくつもありました。
▲ゴーカート。最近車の運転席に座りたがるむすめにぴったり!
▲サイクルモノレール。ペダルを漕いで進む手動の乗り物です。パパの運動不足解消にもw
他にも、ゴンドラのようなものが上昇してゆっくり回る乗り物や、水上をどんぶらこと進むミニコースターなど、2歳児にちょうどよい乗り物が数多くありました。
大型遊具以外にも、パターゴルフや、遊園地の屋上などによくあるバッテリーカー(100円を入れたら揺れる小さな車)などもありました。ちなみにバッテリーカー1回20円!安すぎワロタ。
園内は道路を挟んで2つに分かれていて、エリア間は歩道橋で移動するのですが、歩道橋にはエレベーターが設置されていたのでベビーカーでも安心です。この日もベビーカー持参の方をたくさん見かけました。
古い公園ですが、遊具や建物はところどころリニューアルされていてキレイ。
▲トイレもキレイ。多目的トイレにはおむつ替えシートも
▲入口近くの建物内にはテラス席あり
ただし売店やレストランはありません(飲み物の自動販売機はあります)。近くにコンビニなどもなさそうなので、食事やおやつは家から持参するか、刈谷駅前のコンビニやバローで買っていくのがよさそうです。テラス席以外にも、ベンチや芝生が多いのでお空の下で食べるのも楽しそう。天気のよい日は気持ちよさそうですね。
▲ちなみに、この建物内にはおもちゃ病院もあります。便利!
この日は2時間ほど滞在したのですが、たっぷり遊べて大満足! でも、そんなに広くはないですが遊具が充実しているので、園内全て回りきることはできませんでした。今度はお弁当を持参して、一日滞在してみたいなと思いました。
かつて自分が父と乗った思い出の乗り物に、今はむすめとだんなが乗っているのを見て、なんだか感慨深くなってしまいました。しみじみ。
お近くに行かれた際は、ぜひ遊びに行ってみてください。
【刈谷市交通児童遊園】
- 開園時間:午前9時~午後4時半(大型遊具は午後4時まで) ※夏休み期間は午前9時~午後5時30分(大型遊具は午後5時まで)
- 休園日:水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
【関連サイト】
刈谷市交通児童遊園 公式ページ
(記事:mama記者・あきわんこ/写真&コメント:mama記者・Chisaki)