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本好きの子どもに育てられなかったなぁ…[逆説の子育て論 vol.1]

 

蛙の子は蛙とは思いつつも、さまざまなことで悩み、そしてうまくいかなかった子育てを自戒を込めて振り返るNパパです。

 

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■テレビ好きにはなったのにね……。

わが娘を本好きにしたかったのだけれど、うまくいきませんでした。

できるときは読み聞かせしたり、本屋さんや図書館に行っては本をたくさん与えるようにしたんですけどね……。

 

ちなみに、専門家の先生によると、

  • 読み聞かせは小学校1~2年生までやってあげる

※子どもが読んでといううちは読んであげる
※読み聞かせの場合は親が好きな本でもなんでもいい

  • 毎日同じ本を持ってきても、拒否しないで喜んで読んであげる
  • 文字が読めるようになったら、声に出して読むようにうながす
  • 読めたらほめてあげる

ということがポイントだそうです。

 

なるほど、そもそも布団に入ってからしか読み聞かせはしてなかったです。

就眠誘導の目的が強すぎて、子どもの期待に応えられてなかったかも知れません。

なかなか寝付けないと、ついイライラしちゃったりして。

 

晩ご飯やお風呂上がりの少しホッとした時間に5分でよいのでやってあげたほうが効果的だったかもしれません。

弟の方は、これで少しは本を読むクセがつきました。

 

「毎日同じ本でも、喜んで読んであげる」というのもできなかった。

目新しい本がいいだろう、だんだんステップアップして文字が多いものへ進んでほしい、と焦りすぎてたと思います。

 

テレビ好きには(自慢ではないが)、すんなりなった娘。

なぜテレビ好きになったのか、ということを考えてみると自ずとそこに答えがあるような気がしました。

 

■熱中していたアンパンマンを活かせなかったか?

2歳半くらいからアンパンマンにドハマりした娘。

出掛けるたびにねだられて買い続けたキャラクターフィギアも気がつけば100体あまり。

それぞれの名前を即答できるほど好きだったようで……。

 

そんなことを友人に話したところ、「それ、すごいことじゃない」と言われたのが、その3年後。

うーん、そうだったのかも。

 

ちなみにその友人は、同じようにアンパンマン好きになった息子にある妙案を試したところ、ひらがなをあっという間に読めるようになったそうです。

 

それが、「テレビの字幕」を使うこと。

そう、アンパンマンに限らず、幼児向け番組のほとんどは字幕放送に対応しています。

それで、テレビを観させるときには必ず字幕を表示していたとか。

 

その手があったか!…と膝を叩いたものの、ちょっと気づくの遅かったよ、パパは。。。

せめて、大好きなアンパンマンの本をあきるまで読んであげてたりすれば、すんなり本が読める子になったかもね。

 

テレビ好きがダメじゃないですよ。本好きへも紙一重なんだから。

子どもの「好き」は全力で認めつつ、サポートしてあげたいものですね。

 

※本記事はCheers! mamaメルマガ[チアマガ]に掲載したものを加筆・編集しました。

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