Cheers! mama編集部・三浦です。
先日、記事でご紹介した『作品を見て触って楽しもう!「ワンダフル ワールド」7/12(土)~8/31(日)(東京都現代美術館)』でご紹介したイベントのプレス内覧会にご招待いただき、もうすぐ3歳のむすめと共に、公開より一足早く展覧会を見学させていただきました。
むすめには、「今日は遊びに行くのではなく、ママのお仕事に一緒にいくんだから、あまりはしゃぎすぎないでね」と言い聞かせ、「うん、わかった、ママのおしごとのおてつだい、イイコでがんばるね!」と力強い返事をしてくれていたのですが、東京都現代美術館に到着するや、早くもこの様子。
▲「びじゅちゅかん〜! ぃやった〜!」 って、美術館は、そういうテンションで行く場所ではありませんよ…。
先が思いやられます…。
プレス内覧会には、多くの記者のみなさんがカメラやビデオを持って集まっていました。子ども同伴も歓迎!と言っていただいたので、お言葉に甘えてむすめを連れてきたものの、子どもはウチのむすめひとりでした。大人に混じって、おとなしくしていらえるのか、いよいよ不安になってきました…!
どうなるかと思いましたが、心配を他所に、大人に混じって作家の先生の作品紹介を「ふんふん」とか言いながら聞いていました。そんな姿に、「将来は、私と同じように編集者になったりするのかしら〜」なんて思ってしまったのは、母モードの心中です。
さて、1つひとつの作品については会場でしっかり味わっていただきたいので、本記事では、「ネタバレ」にならない程度に、2歳(もうすぐ3歳)の子どもがこんな風に楽しんでいたよ〜!という様子をちらりと写真でお届けします。
こちらは、「体験する絵画」のコーナー、金澤麻由子さんの「うつろい いろは」。
自分の顔が雪だるまの中に入ったり、身体の動きに反応して動物さんたちがやってきたり、お花が咲いたり!
美しい四季の風景が描かれたスクリーンの前で、ジャンプをしたり手を振ったりと全身を使ってデジタルとアナログが融合した芸術を体験してみてくださいね。
▲本作品の作家である金澤麻由子さん直々に遊び方を教えていただくむすめ。なんて幸運なの〜!
こちらは、船井美佐さんの「楽園/境界」。
ウサギやバクなど、たくさんの動物さんがあちこちに潜んでいる子どもの夢の世界。巨大な滑り台もあります!
この滑り台は対象年齢「3歳以上」ですが、ちいさなお子さんは、
うさぎちゃんやスワンちゃんに乗って楽しめます。
この動物たちの世界の隣には、休憩スペース。
この休憩スペースはベビーカー置き場も兼ねています。こんなにかわいいベビーカー置き場、初めて〜♡
そして、本企画展内でむすめがもっとも気に入っていた作品が、武藤亜希子さんの「水の路 w+a+t+e+r+w+a+y」。
こちらは、美術館がある木場・深川地域の特徴である「水路」をテーマに、水の流れをイメージした世界。たくさんの布製クッションはスナップでつないだり外したりすることができます。
ボタンの掛け外しを自分でできるようになった、もうすぐ3歳のむすめには、「スナップボタンを付けたり外したりして、どんどん形を変えることができる」というコンセプトがドハマりしたようです!
むすめは、「すきなクッションを選んでくっつけて、外して、くっつけて、はずして」…の繰り返しでしたが、もう少し年齢があがると、クッショをつないでネックレスや王冠を作ったり、トンネルにしてお友達通しでくぐったりといったように楽しむ子が多いようですよ!
ほかにも、クワクボリョウタさんの「ハローワールド!」という光と影の作品や、
橋本トモコさんの特大キャンバスに描かれたリンゴや花の作品がありました。
どのコーナーも、五感をフルに使って、0歳の赤ちゃんから大人まで、それぞれに刺激を与えてくれる企画展。
私とむすめは、今月末にもう1度、こんどはお友達親子と一緒に行く予定です!
追記
この日は、内覧会のあとのレセプションにも出席させていただきました。
ワイングラスに入ったオレンジジュースを味わいながら、「パパとママのコップでのんでるよ!」とご満悦。
芸術に触れ、おとなの世界を経験させてもらい、大満足の帰路でした。
この日、あなたの小さなこころで感じたたくさんのこと、覚えていてくれたらママは嬉しいな。
【イベント概要】
- 日時:2014年7月12日(土)~8月31日(日)
- 10:00~18:00(会期中の金曜日は21:00まで)
- 休館日:月曜日(7/21は開館)、7/22(火)
- 会場:東京都現代美術館 企画展示室3F (半蔵門線・清澄白河駅より徒歩9分、大江戸線・清澄白河駅より徒歩13分)
- 入場料:一般1,000円、大学生・65歳以上800円、中高生500円 ※小学生以下無料(保護者同伴)
- 公式サイト:東京都現代美術館
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