前回ご紹介した「おうちでトライ!ベビーマッサージ[1] 脚のマッサージ」に続き、今回は足の裏のマッサージについてお伝えします。
赤ちゃんの足の裏をマッサージするの!? と思った方もいるかもしれませんが、赤ちゃんの足の裏は大人の足の裏同様、たくさんの「反射区」がある場所です。
大人が足裏マッサージを気持いい♪ と感じるのと同じように、赤ちゃんも足の裏をマッサージして「反射区」を刺激してあげることで、体の調子を整えてあげることができます。
ただ、赤ちゃんによっては足の裏を嫌がる子もいますので、無理のないよう、楽しんでやってみてください。
※反射区とは?
手掌や足裏にある内臓や各器官につながるといわれる末梢神経が集中している場所のこと(ウィキペディアより)
■太陽神経叢(たいようしんけいそう またの名をソーラープレクサスとも言います)
<探し方>
赤ちゃんの足はとっても小さいので、なかなか図などではわかりづらいため、探し方のコツをお伝えします!
足裏をみて、親指のつけねあたりと小指から少しかかとに下がったあたりの、幅の広い部分を両側から軽く押してみてください。
すると、真ん中あたりで白くなる部分があります。ここが「太陽神経叢」です。
ここを、ママの親指でじんわり、優しく刺激してあげてください。
ここを刺激すると、自律神経が安定し、リラックス効果を得ることができます。夜泣きや黄昏泣きにも効果があるといわれています。ママの強い味方ですね!
ちなみに、私は授乳しているときや、息子が寝ている時にボーッとしながらよくこのマッサージをします。
赤ちゃんの足の裏って、とっても柔らかくて気持ちよくて、普段ゆっくりみることのない足裏もじっくり見て触ってみると、愛おしさも倍増♪
また、大人ではなかなか曲がらない足の指の第一関節がものをつかめそうなくらい器用に曲がったり、驚きの発見もあります。
今回のマッサージはオイルがなくてもやりやすいので、気軽に試してみてくださいね。
(mama記者&ベビーマッサージセラピスト・小林りょうこ)