胎毛筆(赤ちゃん筆)と呼ばれる、生まれて初めて切った髪の毛で作っていただける筆を作りに行ってきました。
場所は熊野筆で有名な、広島県にある熊野町。
長い歴史のある文宏堂さんへお願いしました。
文宏堂さんに決めたのは、わたしの胎毛筆もお作りいただいたのと同じ熊野筆であること。
アトリエに伺うと髪の毛を切っていただけるということ。持ち手の部位(筆軸)の種類が豊富だったこと。
また、毛の部分も少なくても対応いただけるということでした。
事務室のようなアトリエに通していただき、まずは持ち手の軸を選びます。
息子の髪の色と合った黒檀(こくたん)を選びました。
制作に伺ったのは、1歳2カ月のとき。
男の子の場合、上の写真くらいの髪量があれば一般的な筆にできますよ! とのことでした。
カットした後も長さを維持したい女の子の場合は、もう少し経ってから(髪が長くなってから)が良さそうです。
髪を切っていただくとき、「大丈夫かな?」と少し心配だったのですが、アトリエにあるいろんなものに興味を示し、10分程度で綺麗に切りそろえていただきました。
先ほどの写真がちょうど切る前日で、切った後はまるこめくんになりました(笑)。
1カ月程度で自宅まで配送していただけるとのことで楽しみに待っていると……届きました♡
想像以上にしっかりとした筆になっていて、大満足!
お腹の中にいたときの髪の毛なんて感慨深いねと、夫と一緒に感動しました。
筆軸には生年月日と名前も入れてくださって、いい記念となり、お願いしてよかったです。
息子が成人式を迎えたときに、筆と一緒に思い出を話せたらいいなと思っています♡
*おまけ*
使わなかった髪も一緒に送られてきました!
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