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具合の悪い赤ちゃんと病院に行く前に〜緊急時の「どうしよう」に役だった『小児救急冊子』

 

emergency_abeyuri_01▲公式ページより

 

赤ちゃんが具合が悪いとき、どのタイミングで小児科に受診すればいいかわからないときに、とても役立ったものがあるので紹介させてください。

 

「県立柏原病院の小児科を守る会」が作成した小児救急冊子です。

 

赤ちゃんの具合が悪いとき、どのような対応をすればいいのかがフローチャートで見られます。

文章ではなく、わかりやすいチャート図でまとめられているので、急いでいるときでも今すべきことがすぐにわかります。

 

実際に、これを知った数日後に娘が初めて発熱し、どうしようと慌ててしまったときも、このチャートを見て冷静に対処ができました。

 

これを知ったきっかけは、朝のテレビ番組『いっぷく!』(2014年9月30日放送)でのレポート。

兵庫県立柏原病院小児科が、その地区唯一の小児科のためいつも大変混雑し、先生も多忙で朝から深夜までずっと患者を診てほぼ休みがない状態だったとか……。

このままでは、診てもらいたいときにすぐに受診できないし、先生も多忙すぎて辞めてしまうかもしれないという危機に直面したそうです。

そこで、小児科が廃科になっては困る!と、立ち上がったのが病院を利用していたママさん方でした。そのママさんたちがこのチャートが作られたそうです。

 

チャートは小児科の先生と相談しながら作りあげ、病院を利用する患者さんに配布して、その後、あんなに混んでいた病院が嘘のように空いて、その結果先生もしっかり休養が取れ、病院環境、受診環境が改善されたというお話でした(確かこのような内容だったかと)。

 

冊子は、会のホームページから1冊100円(送料別)で購入することができます。また、「受診の目安チャート図」はPDFでダウンロードもできます。

 

赤ちゃんは、具合が悪いことを泣いたり機嫌が悪くなることでしか教えてくれませんよね。

いつもと違う様子に親も焦ってしまうのは当然だと思います。

 

例えば深夜だけど救急車を呼ぶべきか、それとも明日の朝まで待つべきか、など受診の目安が載っているので、赤ちゃんのママさんには必ず役立つ冊子だと思います!

 

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