赤ちゃんや小さな子どもって、本当に汗っかきですよね。
しっかり水分を補給して、こまめに汗をふいたり着替えさせたり、汗対策はなかなか大変です。
あせもについては、むすめにも「ももの葉ローション」がよく効きました! この夏もさっそく使い始めています。
【参考記事】
でも、汗にまつわるもうひとつの悩みが。
むすめがもうすぐ1歳になろうとしていた、2年前の夏のことでした。
だっこしながらクンクンして赤ちゃんのにおいを堪能していたら、どこからか酸っぱくさい変な香りが……。
ん? 離乳食の納豆が髪の毛についちゃってたかな? と思ったけど、そうではなく。
汗を大量にかいたむすめの頭が放っていたニオイだったのです。
天使のような赤ちゃんの頭から、おじさんの足のようなニオイがするなんて……! それはもうショックでした。
全身に使えるベビー用のボディソープでしっかりシャンプーして、汗はこまめにふいてあげていましたが、それだけでは頭皮の汗のニオイは防ぎきれなかったようです。
いい対策はないものかと調べたら、なにやら「ミョウバン水」がよいとのこと。
ミョウバン水ってなんだろう?と調べてみると
消臭・殺菌・抑汗などの効果があるミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)を水に溶かしたもので、簡単に作ることができる。
とのこと。
そういえば、市販の抑汗デオドラント製品にもミョウバンが入っているものがあります。
さっそく作ってむすめに使ってみたところ、嫌なニオイが抑えられていい感じに!
むすめの頭以外にも、私自身の汗対策や洗濯など、いろいろ使えてとても便利だったので、私が愛用している「ミョウバン水」の作り方・使い方をご紹介します。
【作り方】
<材料>
- 焼きミョウバン…50g
- 水道水…1.5リットル
- 1.5リットルのペットボトル
▲こちらが焼きミョウバン。スーパーの漬物用品コーナーや、ドラッグストアにあります
<原液の作り方>
- (1)鍋に700~800mlの水を沸かす。
- (2)火を止めて、焼きミョウバンを鍋に入れ、よく混ぜる。
- (3)溶けたら700~800mlの水を入れ、よく混ぜる。
- (4)冷めたらペットボトルに入れて、できあがり!
▲完成したミョウバン水の原液。最初は白く濁っていますが……
▲一晩ほどおくと透明になります。底に溶けきれなかった分が沈んでいますが、振らずに上澄みだけ使って問題ありません。
【使い方】
体に使用する場合は、原液を10倍程度に薄めたものを使います。
▲私は薄めたものを、100均で買ったポンプボトルに入れて使っています
【頭の汗対策】
お風呂上がりに、むすめの頭皮に薄めたミョウバン水を振りかけ、頭皮にいきわたるように軽くマッサージしてなじませます。その後、ドライヤーで髪を乾かします。
すると、翌日は頭に汗をかいてもあまり臭わなくなります。
日中に汗をかいたときも、まずタオルで汗をふきとってからミョウバン水をつけて軽く拭いてあげると、水で濡らしただけのタオルで拭くよりも拭いた後さっぱりします。
※つけすぎると髪の毛がベタベタすることがあるので、適量を、頭皮や髪の根元だけにつくようにするのがよいと思います。
【体の汗対策】
頭だけでなく体の汗を拭くのにも使えます。
お風呂上がりに、汗を特にかきやすいところに薄めたミョウバン水をつけてなじませます。ミョウバン水には保湿効果はないので、仕上げに「ももの葉ローション」で保湿をしています。
私自身も、汗をかきやすいところにつけたり、汗拭きシート代わりにタオルに浸して拭いたりして使っていますが、さっぱりした感じが長続きするので気に入っています。
【洗濯物の消臭】
洗濯にも使えるとのことで試してみました。
すすぎのときに、原液を50mlほど柔軟剤代わりに入れると、洗濯物の嫌なニオイがしなくなりました。
おもらししてから時間が経ったトレーニングパンツのニオイも、すっきり落ちていて感激しました。
…と、こんな感じでわが家では、今年の夏も、ミョウバン水にはかなりお世話になりそうです。
家族みんなで使えて、簡単に作ることができるので、汗でお悩みの方はぜひ試してみてください。
※お肌に合う・合わないは個人差がありますので、お好みの濃度に薄めてお試しいただき、異常がある場合はご使用をおひかえください。
※編集部注:本記事は記者の経験に基づいて書かれたものです。作り方も一例です。肌に合わないと思われたら使用を中止してください。使用上のトラブルにおいて、記者並びに編集部は一切の責任を負えませんのでご了承ください。
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