3歳になったばかりのわが家の娘は絵本が大好きです。
寝る前に絵本をどさっと持ってきて「これよんで」と言われ、気づけば10冊近く読むこともざらにあります。
誰に似たのかオシャレが大好きで、キラキラとピンクとハートが大好きな我が娘。子ども服屋に連れていけば買い物カゴを持って真剣に生地を触ってチェック、アクセサリー屋に一歩入ればカチューシャを試着しながら鏡の前でポーズ。
私が新しいピアスを付けるとパパより先に目ざとく指摘。「そのぴあす、あたちりーの(新しいの)?」
そんな女子力全開の娘が大好きな、あまーいスイーツ系絵本をいくつかご紹介します。
「もりのおやつやさん」
娘がスイーツモノにはまった最初の絵本。
はるちゃんと子猫のチュチュが森でお花を摘んでいると、動物たちが果物や木の実を持ってどこかに歩いて行きます。そーっとついていくと、森の奥には素敵な「おやつやさん」が……。可愛い動物とおいしそうなおやつ作りの様子が描かれていて、娘の一番のお気に入りです。
「プリンちゃん」
可愛らしいプリンちゃんがお出かけします。
髪飾り(トッピング)は何にする? ドレス(クリーム)はどうする? クリームやフルーツをアクセサリーに見立てた、あまーい夢がたっぷり詰まったキラキラ絵本。巻末に楽譜と歌もついていて、娘にずっと弾き語りを要求され、すっかり覚えて鼻歌で歌うようになってしまいました。
「もりのおかしやさん」
もりのおかしやさんのいたちさんが得意なのが、お誕生お客さんの姿にそっくりのお誕生日ケーキを作ること。ある日、なぞなぞのような誕生日ケーキの依頼が届いて……。
依頼主のお客さんは一体誰だろう? いたちさんは考えながら作ります。対象年齢は少し上かと思いますが、話が面白いので読み聞かせてしまいました。娘は動物そっくりのケーキに興味を持っていたようです。
「3びきこりすのケーキやさん」
森の中には3匹のこりすがやっている小さなケーキやさん。3匹が作るケーキと紅茶はどんな悩みも解決すると大人気。そんなある日、「大きなおばけが出た」と噂が流れて森は大騒ぎ……。
3匹がケーキを作りながら歌う歌や、ケーキがとっても可愛いです。
「ケーキちゃん」
ケーキママにイチゴとクリームをデコレーションされたケーキちゃんは、森でお友だちにデコレーションを分け与えてあげます。スポンジのみになったケーキちゃんとばったり出会ったゴージャスデザートの二人組は、ケーキちゃんを「そんなのケーキじゃないわ、ただのスポンジじゃない」と言いますが……。
森の葉や鳥、虫たちもよく見ると全てスイーツで、すっかり娘のお気に入り。同じシリーズの本も次々読んでいます。
(mama記者・くみ)
【関連書籍】