授乳期間中、自分の体調が悪くなったとき、お薬の服用はどうしていますか?
「母乳に出ちゃうから薬飲めないんでしょ」
「うちの子は哺乳瓶でミルク飲めないから、母乳を中断するわけにもいかないし…」
…こんな風に思ったことはありませんか?
確かに薬は吸収されて血液中を流れ、母乳に移行してしまうものもあります。
しかし、その量が乳児に影響を与えないほど微量であったりすることは多いのです。
私は、薬剤師の資格を持ち、前職では薬や医療の情報提供を仕事としていたのですが、その時にも何度もお得意先に訪ねられてご紹介していたサイトを、チアママ読者の皆さんにもご紹介いたします。
そのサイトとは、『独立行政法人 国立成育医療研究センター 妊娠と薬情報センター』です。
「国立成育医療研究センター」は、その名の通り、胎児期〜成人期に至るまでの成育医療を国をあげて研究しており、その道の研究ではまさにトップクラスの信頼のおける機関です。
この機関が、国内外の最新の文献などを参考に作った「安全に使用できると思われる薬」と「授乳中の治療に適さないと判断される薬」の表が掲載されています。
▲「授乳とお薬」のページから、安全に使用できると思われる薬」「授乳中の治療に適さないと判断される薬」が一覧されている表がリンクされています。
サイト自体は一般の方向けに書かれているので、ぜひご覧になってみてください。
授乳期の薬の服用について悩んでいる方の一助になれば幸いです。
なお、体調が優れないときは、自己判断で薬を飲むのではなく出来る範囲で受診をし、授乳中であることを医師に伝えて薬を処方してもらってくださいね。
また、Cheers! mama及び記者個人で個別の相談には応じておりません。必ずかかりつけの医師・薬剤師にご相談ください。
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