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わが家のチャイルドシート戦争[前編] じぃじばぁばお願い、チャイルドシートに乗せて!

 

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痛ましい交通事故のニュースで幼い子どもが犠牲になったという話を聞くたび、チャイルドシートを使っていたのかしら?  と疑問に思います。きちんと使用していたら、もしかすると落とさずにすんだ命だったのではと残念な気持ちになります。

2000年(平成12年)から道交法でチャイルドシートの使用が義務付けられ、わが家ももちろん出産前に購入しました。クルマに乗る際は、むすめがどんなにぐずろうともチャイルドシートに乗せています。

 

友人ママたちの話を聞いてみても、みんな必ずチャイルドシートを使っているそうで、私の周りでは使用率は100%のようです。なのに、チャイルドシート未使用で事故に遭うケースが多くあるようです。どうしてなんでしょう?

しかし先日、実家に帰省中に「チャイルドシートを使用していなかったケース」はこうやって発生するのか……というのを実感した、ちょっとした事件が起こりました。

 

むすめを見ておくから出かけてきていいよ、と母が言ってくれたので、私はだんなと2人で少しのあいだ外出したのです。

帰宅後、むすめの様子がどうだったか聞いてみると、なんと、母はむすめを抱っこして父のクルマに乗り、最寄駅まで行ったとのこと……!

 

私たちのクルマは実家に置いたままにしていたので、クルマを借りるなり、チャイルドシートを付け替えるなりできたはずなのに……。

母は日頃から、近場ならチャイルドシートに乗せなくても、シートベルトして抱っこしていれば大丈夫だと言い張ります。その前日も、「父のクルマにむすめを抱っこして乗せて近くの公園に行きたい」という母に、それはダメだと注意したばかりだったので、母の認識の甘さについにキレてしまいました。

 

「何かあったらどうしてくれるの!?」と強い口調で言ったら、「ごめんね、悪かったね」と謝ってくれましたが……。

 

その「ごめんね」は、私たちに断りなくむすめを連れだしたことに対してなのか、チャイルドシートなしでクルマに乗せたことに対してなのか。私の真意が伝わって、本当に反省してくれているのかは不明です。面倒を見てくれるのは本当にありがたいし、公園や買い物など、自由に連れて行っても全然かまいません。
ただ……チャイルドシートなしだけは、ダメ! ゼッタイ!!!

 

どうも母は、チャイルドシートは窮屈でかわいそうだと思っている模様。口うるさく注意する私のことを、たぶん、融通が利かず頭が堅いくらいにしか思ってないのだと思います。

 

「少しの距離だから大丈夫」「慣れてる道だから大丈夫」とよくいわれますが、実際、事故は「家の近所を法定速度内で走行しているとき」や「信号待ちをしているとき」に発生することが多いという調査結果が出ているのだそうです(アップリカ 公式サイト『チャイルドシートを選ぶ前に知っておきたい大切なこと』より)。

 

「どうしたら考えをあらためてくれるんだろう……」

そうTwitterでつぶやいたところ、たくさんのママさんから「うちのじぃじばぁばも!」という共感の言葉や、アドバイスをいただきました。

 

そのときのやりとりがとてもリアルな嘆きで、共感するママは多いのでは……と思い、まとめたものを[後編]でお伝えしたいと思います。

 

(mama記者・あきわんこ)

 

 

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