こんなストーリー
ある夜、たぬきの子どもが、月がすべっておりてくるのを目撃してしまいます。
びっくりして森の奥にある池に追いかけていくと…
月は、
「船になったり…
橋になったり…
島になったり…
いろんなものにどんどん姿を変えて行くのです。
オススメポイント
ユーモアいっぱいで、奇想天外な展開に思わずワクワクしちゃいます。
可愛いくて優しいイラストにも心がほんわか暖かくなります。
びっくりすると、おなかを両手で、きゅうっと掴んでしまう子だぬきの仕草が、またかわいくてキュンとします。
月は本当に姿を変えているのかな?
小だぬきには、そう見えているだけなのかな?
もしかしたら、読んでいる私たちが、途中で眠ってしまって夢を見ているだけなのかもしれない?
なんだか、分からなくなって、不思議な感覚になる幻想的で魅力的なかわいい絵本なのです。
追記
ちなみに、池は森の奥にあるので、世界一の探検家にだって見つからないと、子だぬきは思ってるんだそう…(笑)
子だぬきの、ぽつりぽつりと呟くように出る感想が、静寂の中に独特に広がっていく雰囲気がまたいいんだよなぁ〜!
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