出産準備品として「ベビー用体温計」を購入された方は多いのではないでしょうか。
私は、ほとんどの出産準備品に対してそうだったように、体温計も、「ま、必要になったら買えばいいか!」と、購入しないまま出産。
そして生後しばらくのあいだは、大人用の体温計を使っていました。
とくに抵抗することはなく、私に身を委ねきっていた頃は、よかったんです。
ですが、1歳になる頃には、
「ただでさえお熱でイライラしているときに、固い棒を脇の下に突っ込まれて、3分間待てだなんて無理なんじゃい!!」
と全身で抵抗するようになっちゃいました。
なるほど、こういうことがあるから、ベビー用の体温計ってものが必要なのね〜、と泣き叫ぶむすめを見つめながら妙に納得。
よし、そろそろベビー用体温計を購入するか〜!と重い腰を上げました。(だいぶ遅い)
しかし、おでこや耳で計測できる体温計や1秒で予測検温できるタイプの体温計は正確な値が出ないというのをよく耳にします。
そこで、友人に「子ども用の、おすすめ体温計教えて〜!早急にぃ〜!」と相談したところ、「これなら間違いなし!」と帰ってきた答えが、コレ。
▲VICKS スピード体温計 【やわらか先端】 V965CJ
結論から言います。
「買ってよかった!」
理由は、以下の通り。
1)先端が柔らかくて曲がるので「痛くてイヤ」と言わなくなった
▲そんなに力を入れなくても、このくらいクニャリ。
写真の水色部分はシリコンタッチなので、脇に入れても、ひんやりしたり、固いという印象がありません。
そして、ふにゃりと曲がる仕様により、脇に挟んだあと角度を変えても痛みを感じにくいので、「イヤだ」「痛い」と言わなくなりました。
▲ピピッ!と鳴るのを大人しく待ってくれるようになった!
2)先端が柔らかく違和感がないのか、寝てるあいだにこっそり計っても起きない
熱を出しているときは、こまめに体温を測りたいのが親心。
眠っている間にも、「呼吸が荒くなったけど、熱あがっちゃったかな?」「しっかり眠れてるみたいだけど、熱下がってきたかな?」とどうしても気になってしまいます。
そんなとき、肌触りが柔らかい&ふにゃりと曲がる仕様のおかげで、首元や脇からこっそり体温計を忍び込ませて脇にはさんでも、かなりの確率で気づかず眠り続けていてくれます。
▲おっ、ちょっと下がってきた〜!
3)15秒程度の予測検温が、そこそこ正確
友人たちは口を揃えて「1秒計測の予測体温計はぜんぜんアテにならない!」と言います(私は使用したことがないので何とも言えませんが…)。
この体温計の予測計測は15秒程度(取説によると16秒らしいです)ですが、その測定値は、信頼のおける数値であることが多いです。
私が使った経験では、いまのところ、突拍子もない数値をはじき出した経験は、1度もありません。
そして、いやがらない状態だと、15秒くらいはなんてことありません。なので、とっても満足!
ちなみに、実測の場合は10分だそうですが、使用したことはありません。
予測検温にちょっと不安があるときは、大人用の3分計測体温計で測り直していますが、だいたい同じ結果です。
4)3色のバックライトで体温レベルを把握でき、暗闇でも数値が見える(予測検温のみ)
予測検温の結果は、
- 35.0〜36.9度 = 緑色
- 37.0〜37.9度 = 黄色
- 38.0度〜 = 赤色
という3色でバックライトが点灯します。
▲黄色だから、微熱だね
暗闇で眠っている子どもの体温をこっそり測ったときにも、バックライトの色でだいたいの測定値を把握できるのは、意外と便利です。
私が寝ぼけまなこでも
- 緑だから、大丈夫(そのまま寝る)
- 黄色か、まあ注意ね(ちょっと気にしながら寝る)
- うわっ、赤だ!(ここで初めて飛び起きて、体温の数値を確認する)
といった判断にもなります。
保育園で毎日プールがあった時期は、計測後、ライトの色を確認して、
「きょうは、あお? ぷーる、はいっていいですか?」と聞いてくるようになり、いやがるどころか、むしろ毎朝の検温を楽しんでいました。
(ほんとうは、「青」じゃなくて、「緑」だけどね!)
…と、ベタ褒めしてしまいましたが、私にとっては、このくらい、この体温計でストレスが軽減できました。
体調が悪いときはもちろん、保育園に通うようになって毎朝の検温が必須になった今、この体温計は「ほんとに買っておいてよかった!」というアイテムです。
ただ、ドラッグストアーや電気店で、この商品を見たことがないんです。
私は、Amazonで買いましたし、紹介してくれた友人も、「Amazonで買ったよ〜」とのこと。
こんなにいい体温計なんだから、「ベビーにおすすめ!」とうたってベビー用品店で置いてもいいくらいなのにな〜と思うくらい惚れ込んでいるアイテムです♪