絶賛子育て中な読者の皆さんのご両親はスマートフォン(スマホ)を使用されていますか?
筆者の場合は、両家の両親はどちらも70代前半。実家の両親は1年ほど前に携帯電話(ガラケー)が壊れ、渋々スマホに変更。義両親は「まだ使える」と現在もガラケーを愛用しています。
スマホに変更して1年たった筆者の両親がどのくらいスマホを活用できているかというと、
- できること:通話、写真(撮るのみ)、メール(文字のみ)、LINE(文字とスタンプ)、ウェブ検索、天気予報を見る
- できないこと:写真を送ること、動画を撮ること、上記以外のアプリを使うこと、などなど
1年も使っているのにどうしてこんな状態なんだろう!? と考えてみたら、「できること」は、スマホを購入してすぐに「最低限これだけはできるようになっておくといいよ」と私が教えたこと。「一気に教えても混乱するだろうから、ここまでにしておこう。ほかの機能は、あとからおいおい覚えていけばいいよ〜」とそのままにしていたのです。
で、実家の両親いわく「他に何ができるのかわからない」とのこと。
「じゃあ、この間の旅行の写真をLINEで送ってみてよ!」というと「うーん、今度会ったときに見せるよ。LINEは孫たちの写真を貰えれば満足!」だそうで……。うーん。
実家のそばにカメラのキタムラ…あるぞ!?
そんなときに取材で伺ったのが、カメラのキタムラがシニア向けの「スマホ個別教室」を全国で本格展開するという発表会です。
今年10月に予定されている消費税増税に伴うキャッシュレス化の推進や、役所やライフラインサービスも続々とネット化。さらには、5G化によるガラケーサービスが修了の見込みです。
こうした環境の変化は、今もガラケーを使い続けるシニアにとってとてもハードルの高いもの。
そこで、全国に実店舗を構えるカメラのキタムラが「スマホ個別教室」を実施することで、シニアたちのスマホリテラシーの向上に一役買ってくれるというのです。
シニアにとって、電話でのレクチャーやウェブ解説ではどうしても知識と技術の習得が難しいもの。私自身も、母から「変な画面になっちゃった!」と電話が来ても、ぜんぜんわかってもらえずイライラ…という経験が何度もあります。
でも、「スマホ個別教室」はそんなデメリットを解消してくれます。
- 教室は、カメラのキタムラの実店舗で全国約650店舗で実施
- 予約はもちろん、フラッと店舗に訪れた場合でも空きあれば教えてもらえる
- マンツーマンで学びたいことを学びたいペースで教えてもらえる
- 同じことを何度習ってもOK
- どんなに時間がかかっても、ゆっくり丁寧に教えてくれる
私にとって、最大のメリットは、最後のポイント。実の親子間で教えあうと、教える方は「なんでわかってくれないの!?」とイライラしたり、教え方が雑になってしまったり。一方、教わる方は、親のプライドもあってか、「そんなのわかってるよ!」という態度をとってしまいがちです。(特に男親にそんな傾向ありませんか? わかってないから出来ないんじゃん!って言いたくなりますよね)
でも、教室に習いに行くと思えば、教える方は優しいし、教わる方も素直だし。もういい事づくしです。