【連載】ほっこりびより[その12]
ようやく産まれた第二子の娘。(出産時の様子は「その11」にて)
カンガルーケアで産まれたばかりの娘を胸に抱き、夫と話をしようとします。
がっ!!
娘……全然泣き止まない!!
あまりに泣き止まな過ぎて心配になり、夫が通りすがりの助産師さんに「ずっと泣き止まないんですけど…」と声をかけました。
助産師さんが触ったり乳に誘導したりするも、泣き続ける娘。
「まぁ、仕方ないわね〜」
「生まれたばかりの赤ちゃんってこんなに泣くもんなんですかね…??」
「まぁ、ね〜!ハハハハハ!」
笑顔で去っていく助産師さん。いつまでも泣き止まない娘。
新生児とは思えないほどパワフルさです。
こんなに泣きすぎてて、おかしくなったりしないのだろうか…??
パワフルガールのお名前は…
そうだ、この子、まだ名前を決めてあげてないや。
そう思ったとき、夫が「なんか…、名前は、『さくらちゃん』って感じなのかね」と言いました。
産前、いくつか名前の候補はありましたが、どれも古風だったり、しとやかなイメージの名前ばかり。
「うん。この子は、『さくらちゃん』だね!」
今元気いっぱい泣いているこの子に、名前の候補中で一番合いそうなのは『さくら』だと夫婦で一致しました。
その頃、自宅のお兄ちゃんは…
その頃自宅では、トイレ中の息子に母が「赤ちゃんの名前は何にするんだろうねぇ?」と聞いたそうです。
すると、なんと不思議なことに息子は、
「さくらちゃんだよ!」と自信満々に言ったというのです!
お兄ちゃんには、何か通じたのかな!?
さて。
さくらちゃん。
誕生おめでとう。
元気いっぱいな女の子で、うちの中がますます賑やかになりそうだね。これから一緒に、楽しく過ごそうね!