むすめ、先月で2歳になりました。
1年ほど前から、むすめと生活する中で、いったいどのくらいのタイミングから「しつけ」を始めたらよいのだろうか、ということが最大の悩みです。
- 食事中にスプーンで食器をカンカンたたく
- 「あと1回」って約束したのに、もっとテレビを見たがる
- おくちに入れたものを「べーっ」と吐き出す
- 歯磨きを拒絶する
- 悪いことをしたときに、素直に「ごめんなさい」と言えない
などなど、数え上げればキリがありません。
▲お行儀悪すぎる…。どんなに注意しても、脚を開いちゃうんです。このときは、ミッキーがいい仕事してくれてますが…。
こうしなくては、いけないこと。
こうしては、いけないこと。
…どうやって、教えていったらよいのでしょうか。
と、「しつけ」について悩んでいる一方で、むすめは「おてつだい」がとても好きであるということに気づきました。
- お風呂の後のタオルを洗濯カゴの中に入れてきてね
- ゴミを捨ててきてね
- お皿を運んで机の上にそっと置いてね
- お箸は1人2本ずつ、ランチョンマットの上においてね
- お風呂に入ってるパパに、パンツを持っていってあげてね
「ダメ!」ということには全身で拒絶を表すのに、「おねがいね」ということには「は〜い♡」とうれしそうに参加してくれます。
なので、できる限り「これ、お願いね。わぁ、どうもありがとう!」という(少々大げさな)やり取りを繰り返すよう、努力しています。
自分がチャチャっと済ませてしまえば一瞬で終わることでも、むすめにお願いすることで、何倍も、下手したら何十倍も時間がかかります。
汚れることもあるので、後片付けや掃除の手間が増えることも、多々あります。
でも、「自分でできた」「パパやママがよろこんでくれた」という気持ちからか、お手伝いをしてくれているときのむすめはとてもご機嫌。
『魔の二歳児』ながら、その後しばらく精神的にとても安定しているように見えます。
我が家では、むすめが1歳半になったころから料理のお手伝いもお願いしています。
むすめの担当はサラダ作り。
「レタスなどの葉物を食べやすい大きさにちぎって、サラダスピナーに入れる」というおしごとです。
▲ちぎって、ぽん! ちぎって、ぽん!
最初は、葉っぱをぐちゃぐちゃにして、床にぽい!としていたむすめですが、あるとき、
「この葉っぱは、パパとママが食べるんだ!」
ということに気づいたようで、それ以降、ぐちゃぐちゃにすることは(だいぶ)減りました。
食卓にサラダボールが乗ると、はにかんだような笑顔で手を差し出して、
「パパ、これ、ちゅくったよ、どーじょ、たべてね〜♡」
と言います。
「自分が作ったサラダをパパに食べてほしい」という気持ちがよく出ていて、見ている私も嬉しくなります。
(ちなみにこのとき、「ママ食べてね」とは、絶対に言わないんですよ。男心をきゅっと掴むテクニックをすでに習得してる女児怖い!!)
さらに母として最大のうれしい展開は、このお手伝いを始めてから、これまで決して口にすることのなかった生野菜を、ちょこっとですが、食べることができるようになったことです。
「自分でつくると、美味しいね!」
「一緒につくると、楽しいね!」
といいながら、むすめと準備をする時間は、私の心もほっとする瞬間だったりします。
さぁ、2歳になったので、また新しいお手伝いをお願いしようかな!
いまのむすめは、どんなことが、できるかな?
親が考えているより、やらせてみるとできちゃった!なんてことが多いのも、お手伝いをお願いするメリットだったり、するんですよね。
(Cheers! mama編集部・三浦良恵)
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