【シリーズ】子どもヒヤリ・ハット[15]
もうすぐ2歳になる1カ月前、母も子も生まれて初めて救急車に乗りました。その時のお話です。
娘が駅のホームでおんぶをせがんだので、おんぶをしつつ、私は携帯で時刻表を調べるのに半分くらい神経を使っていました。
私におんぶされた状態で左右に揺れて遊んでいた娘、何度目かにバランスを崩して頭から落下!
落下といっても私の腰の位置くらいからなので50センチ程度。
ただ、左右に触れていたので本人の体重にプラスαの重さがかかったと思います。
大声で泣いたので大丈夫かなと電車を乗り継ぎ、友人と待ち合わせしていた場所へ向かいました。
が、電車の中でちょっとぐったりして寝ており、様子が変だなと感じたので、でママ友に「こんなときどうする?」とLINEをすると、「私ならかかなりつけ小児科に電話するかな~」との返事。
すぐに電車から降りてかかりつけの小児科に電話しました。
状況を伝え、遠出していてすぐに病院にはいけないことを伝えると様子をみてくださいとのことでした。
そして、頭を打ってから1時間後、ランチをするときになって嘔吐。
再度かかりつけの病院に電話し、嘔吐したことを伝えるとすぐ近場の病院へ行ってくださいとのこと。
近場の小児科を探し、電話すると「頭を打ったのなら脳外科だ」と言われたので脳外科に電話し、 症状を告げると
「救急車を呼んでください」と!
「えっ? 救急車呼んでいいの?」と思いなら119をダイヤル。
救急車は、交通事故現場で意識不明や流血状態で呼ぶようなイメージだったので、そんなに危険な状態なのかとドキドキしました。
休日だったこともあり、病院がなかなか見つからなかったのですが、その間、救急隊の方が優しく対応してくださり緊張が溶けました。
結果、「脳しんとう」と診断されて帰宅しました。
今回は、CTスキャンはせず問診だけでした。
CTをしないのはちょっと心配だったんですが、子どもの場合は被爆量がそれなりにあるのでよほどでないとしないようです。
また、CTスキャンをしても悪い部分が見つかる確率も低く、さらにその中ですぐに対処しなければいけないケースはさらに少ないとのこと。
知らなかったです。
今回の経験から、
様子がおかしいとなと感じたら、 すぐにかかりつけの病院に電話で相談
↓
状況を説明して冷静になる、客観的な意見をもらう
↓
必要であれば救急車
どんなときでも冷静であることが大切だなと思いました。
それから、子どもといるときにスマホをしていると注意が散漫になってしまうので、これからは本当に気をつけようと思います。
おおごとにならずに本当に良かったという結果でしたが、それにしても長くて濃い1日でした。