【連載】ママのための写真撮影TIPS[45]
■「ニューボーンフォト」ってご存知ですか?
新生児は、生まれてから約1カ月間の時期をいいます。
そして、その時期に撮影する特別な写真のことを「ニューボーンフォト」といいます。
もちろん、まだ母体が十分回復していない時期なので、本来はスタジオなどで撮影するのがおすすめなのですが、なかなかそんな時間の余裕もないですよね。
そこで、今回は自宅で無理なく撮影する方法をご紹介したいと思います。
■どんな撮影にするか?
「これがニューボーンフォトです」という定義は特にないのですが、画像検索すると、ニューボーンならではのスタイリングやポーズの写真が多くみられます。
……が、産褥期の体でそういった凝ったことをするのは、おすすめできません。
きちんと形になるようにと何度も試行錯誤しているうちに疲れてしまいますし、何より集中力のない状態でやるのは赤ちゃんにも危険が伴います。
私自身も、産褥期にニューボーンフォトの撮影にトライしてみましたが、正直、結構つらかったです。
自分で撮影する場合は、最低限のスタイリングで短時間でさっと終わらせるようにしましょう。
凝ったことをしたい場合は、プロにお願いするようにしましょう。
最近はニューボーン専門の撮影をされているカメラマンさんもいるようですよ。
■下にブランケットなどを敷いて
新生児の赤ちゃんは、毛布やブランケットのようなものが1枚あればスタイリングは十分!
背景をうるさくしないためには、薄い色で柄のないものがよいですね。
また、おむつはしたままがおすすめ。
おむつを外すと、赤ちゃんが排泄してしまったときに片付ける手間が増えますし、赤ちゃんの局部が映らないように工夫するのはなかなか苦心します。
自分で撮るニューボーンフォトは「なるべく楽」にするのがコツです。
■小物を活用する
今回とても便利に使えたのが、白の「マラボー」でした。
1本でまとまるのでとてもおすすめです。
また、上の写真のように、自然な形でおむつをかくすことができます。
何より、赤ちゃんの無垢なイメージにぴったり!
アマゾンなどでも買えますので、ぜひトライしてみてくださいね!
また、イニシャルのアルファベット置くのも、簡単で可愛いスタイリングです。
普段撮影慣れしているはずの私自身も、もうこのあたりでくたびれてしまうくらいでした。
産褥期の体に無理は禁物だな、と実感しました。
■今しかないワンショットを残そう!
新生児は本当に特別な姿。
数カ月後にはすっかりまるまるとした赤ちゃんらしい姿になるので、こんなほっそりとして、顔だちのぼんやりとした時期はたった1カ月程です。
無理なく撮影するのは大原則ですが、余裕ができたらぜひトライしてみてくださいね!
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