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完全主夫のお笑い芸人・中村シュフさんの育児講演に行ってきました

 

「M1グランプリ準決勝進出のお笑い芸人による家事や育児に関する講演」と聞き、興味を持ったので参加しました。

そのお笑い芸人とは、中村シュフさんです。

 

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大学では家政学を専攻し、家庭科の教員免許もお持ちの中村シュフさん。

奥さんから「家庭に入ってもらえませんか?」とのプロポーズを受けて結婚。主夫となり、2人のお子さんの子育てもされているという稀有な方です。

 

「主婦とは」「家事とは」「お手伝いとは」「育児とは」という切り口での講演でしたが、一般的な男性からは聞くことができない、お話を伺うことができました。

特に印象に残っているところをご紹介します。

 

■夫がしてくれるありがたいこと

旦那さんがしてくれる家庭でのお手伝いのなかで、一番ありがたいのはなんでしょう?

それは、『育児』そのものをお手伝いにしてもらうということではないんですね。

『育児』ではなく『家事』のお手伝いが、結果的には『育児』のお手伝いになっていたりしますよね。

 

■簡単でありがたいお手伝い

旦那さんにお手伝いしてもらうならば、やり方はしっかり共有して守ってもらわないと、結局二度手間になってしまいますよね。

旦那の自己流だと、結局自分自身でやりなおすことになるので。

わが家では、台所のスポンジを3種類、使い分けてるんですけど、奥さんに勝手にグラス用のスポンジ油っぽいお皿洗われたりすると本当、困ってしまって……。

そんなことがたくさんあるんですよ。

 

そういう意味では、二度手間が発生しなくて、1回で完結する『ごみ捨て』は一番ありがたいお手伝いじゃないでしょうか。

ちょっとごみを捨てに行くだけでも、着替えたりしないとだし、子どもから目を離さないといけないのだし。ごみ捨てだって、育児中のママには意外と大変な作業ですものね。

 

食事のときでも、できあがった料理をテーブルまで運ぶとか、食事中は携帯をみないとか、食べ終わったら油っぽい食器は重ねないでキッチンに運ぶとか……。

そういう小さなことしてもらえるだけでも意外とありがたいし、うれしいですよね。

 

■子どもたちのことを聞いてくれる夫

育児に関しては、旦那さんが日々の子どもたちのことを興味を持ってから聞いてくれると、気持ちが楽になることがありますよね。

 

子どもが病気のときとかは、特にそうです。

「今日、子どもが調子悪くて病院に連れて行って大変だったの」と話しても、「あー、そうなんだ」で終わらせられたりすると、本当に腹が立ちますよね。

「子どもを病院に連れて行くのって、どれだけ大変なことだと思ってるのよ!!!」って、言いたくなります。

普段の生活を回していかなきゃならないのに、病院に連れて行く時間をつくりだすこと自体が、意外と大変だし、行ったら行ったで待たされるし、子どもは調子が悪いからぐずるし、他の患者さんから風邪とか感染症もらってしまわないか心配になるし……。

 

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…と、このように、家事・育児を実際に、すべて経験しているからこそ話せる内容ばかりでした。

お笑い芸人だけあってユーモアたっぷりで、2時間という長時間だったにも関わらず、私自身もたくさん笑わせてもらいながら聞いていたので、あっという間に終わってしまいました。

ちなみに、講演会中は2歳の息子は託児サービスがあったので利用しました。

0歳の娘は抱っこ紐でだっこしたままき聞いていましたが、娘のことを何かと気遣ってくださった中村シュフさん。

 

「そろそろ離乳食の時期ですよね、大変ですよね」とか、「 あっ、この時間だとお昼寝の時間ですよね。寝始めましたね!」などと声をかけてくれました。

 

現在、中村シュフさんはブログ執筆だけでなく、『レタスクラブ』(KADOKAWA)の連載記事や本も出版されているんだとか。

興味のある方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

 


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