この夏、うちの息子たちはサンダルで過ごすことが多かったので、靴のサイズをあまり気にしていませんでした。
ただ、2学期が始まる前に確かめておかなれけばと、長男に普段履いていた靴を履かせてみたら、親指のあたりがかなりキツくなっていて……。
運動会やそれに向けた練習も増える時期なので、新しい靴を買うことにしました。
しかし、子どもの靴選びって難しいですよね。
長男が欲しいのは、とにかく「カッコイイ靴」!
でも、親としては機能やお値段も気になるところです。
そして、一番の悩みどころはサイズ。
長く使えるように欲張って少し大き目を買いたいけれど、そもそもぴったりのサイズがよくわかりません。
そこで近所のスーパーで何足か試着してみました。
4歳にもなると、キツイ!はわかるようで教えてくれます。
でも、スニーカーはホールド感があるためか、大きいかどうかはよくわからないようでした。
少し大きめを適当に買ってしまっても良かったのですが、せっかくの機会なので一度プロに相談してみようと思い立ち、子ども靴の専門店「Genki-Kids(ゲンキ・キッズ)」へ行ってみました。
※ゲンキ・キッズはシューズメーカーの「ムーンスター」がバックアップしている子ども靴だけを扱う専門店。全国50店舗くらいあるようです。
■足の計測
店員さんに相談すると、まずは足型計測器に案内されました。
ちょっと緊張気味だった長男ですが、ロケット型の計測器には興味津々。
裸足になって乗ってみると、カメラを使ってあっという間に足長、足幅、足囲の推定値と推奨靴サイズを出してもらえます。
■中敷きの上に乗る
次に、計測結果をもとにお店にある商品から長男の足に合いそうなメーカーやシリーズを教えてもらいました。
その中から長男がデザインの気に入った物を選び、サイズを見てもらいながらいよいよ試着です。
ここでのポイントは、いきなり履くのではなく、中敷きを取り出して中敷きの上に立ってみること。
この時、つま先に0.7~1センチのゆとりをもたせると良いそうです。
実際に中敷きに足を乗せて合わせてみると、長男の場合、測定結果の推奨サイズよりも1.5センチも大きいサイズがぴったりだということが判明しました。
「こんなにも誤差があるの?!」と思いましたが、子どもの場合、測定時に緊張して指に力が入ってしまい、小さめの結果が出ることもあるそうです。
そんなわけで、「中敷きを取り出してその上に立ってみる」はとても有効だとわかりました。
■かかとをトントン
サイズの目星がついたら実際に試着。
靴を履くときにもポイントがあります。
それは、靴を履いたあと、かかとをトントンとすること。
自分も含めてですが、靴を履くときってつま先をトントンしちゃいませんか?
かかとをしっかりと合わせて履かないと、足の変形などの原因になってしまうそうです。
自分でうまくトントンできない小さいお子さんは、足を持ち上げて大人の手のひらを使ってトントンしてあげると良いそうです。
かかとが合ったら、甲に合わせて面ファスナーやひもでしっかりと固定し、キツすぎないか、大きすぎないか、足の形に合っているかを確認します。
そして、店内を歩いたり、軽く走ったりして痛みや違和感がないかをチェックします。
店員さんにも歩き方や足首の動きなどを見てもらい、ようやく靴が決定しました!
気に入ったデザインで履き心地もいいからか、一向に靴を脱ごうとしないので、履いて帰ることにしました(笑)。
今までは靴売り場に置いてある足型が描かれた台紙に子どもの足を当てて「こんなもんかなー?」という程度に測り、靴を履かせて親指のあたりを指で押してみてサイズを判断していました。でも、いつも「これでいいのかな?」と思っていたのです。
今回きっちりと測定し、プロにポイントを聞きながら一緒に靴を選べたことでとても安心感がありましたし、今後の靴選びに自身が持てそうです。
そして何より、実際に靴を履いて満足そうにしている息子を見て、いい買い物ができたなと思っています。
足型計測は無料でしてもらえるので、計測だけでも行ってみる価値はあると思います。
お近くに店舗がない方も、今回のポイントが靴選びのお役にたったらうれしいです。
運動会に向けて、お子さんにあった靴を選んであげてくださいね!
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