現在、長男は3歳、そして私は第二子を妊娠中です。
息子が2歳を少し過ぎた頃、息子の言動が「これって赤ちゃん返り?」と思うほど幼くなった時期がありました。
「~できないよぉ」「手伝って~」「お母さんがやって~」などなど、今までできていたこともやりたがらないし、おっぱいもとっくに卒業したのに、赤ちゃんの真似をしておっぱいを飲みたがったりしました。
不思議に思って、日々の自分の言動を気にかけてみると、その時期の私の息子に対する声かけは、以下のようなものが多いことに思い当たりました。
「◯◯できたじゃん! すごいね~」
「◯◯して、えらいね」
などなど。
私自身は息子やその行いをほめたくて言っていたのですが、当時の息子にとっては逆に、できない/しない状態だと私に受け入れてもらえないと思ったのかもしれません。
自己防衛としての赤ちゃん返りだったのかなぁと思います。
そこで、私は息子に、そのままの息子が大好きだと伝えることを意識し始めました。
この絵本『いつまでも すきで いてくれる?』は、その伝えたい気持ちにぴったりの内容だったので、即購入しました。
カンガルーのぼうやがママの愛を確かめようと、次々に質問をします。
「おおきくなっても ぼくのこと かわいい?」
「(ぼくが)おほしさまになっちゃったら?」
「ぼくが あかちゃんに なっちゃったら? もいちど かわいがってくれる?」
など。
◯◯になっちゃったら? それでもかわいいとおもう? とたたみかけるように質問していきます。
そして1つひとつの問いに対するママの答えは、誠実で温かく時々ユーモアがあって、ぼうやを安心させます。
文章はぼうやとママの応答がメインですが、絵は公園遊びの帰り道からベッドに入るまでの流れになっているので、眠る前の絵本タイムにもぴったりです。
最後のページは、ママからたっぷりの愛情がつまったメッセージと、見ていて幸せな気持ちになる2人(匹)のハグの絵が載っています。
この絵本を参考に、普段の会話でも、
「いーくん(息子)は、いーくんだから好きだよ。もし、いーくんがお花になったって団子虫になったって、それがいーくんならお母さんは大好きだよ」
「泣いても怒っても迷惑かけても可愛いよ。生きてりゃたまには迷惑かける(~できない)こともあるよ」
などと話しています。
妊娠後期に突入して、息子はまた少し不安になっているのか、最近この絵本を読んでと持ってくるようになりました。
赤ちゃんが産まれても、息子がお兄さんになっても、息子のことがずっと大好きだよと伝えていこうと思っています。
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