最近、2歳10カ月の息子タイと一緒にいて、(タイからすれば、ようやく??)気がついたことがありました。
タイは、私が想像できないほど繊細…というのか、私が全く気にしないことを気にして、私としては、どうでもよいことにこだわり、悪い言い方をすれば【手がかかる】【扱いにくい】【こだわりが強い】子です。
着る服(帽子から靴まで全部!)は、毎日全て自分で選ぶし、買う時も自分で「たった1枚のみ」決めます。親としては、セール時期にたくさん買っておきたいのに、何回言っても1枚のみ、です。
シャツは、「シャキーン(の)まんま!」と言って、絶対前のボタンをとめません。
ある日、「ママ、足を貸して!」と言われたので「?」と思いながら出すと……
ストライダーのハンドルが汚れるから、と置かれる始末!
子どもだから当然!という部分を超えて、私には理解できない・共感できないところもあり、正直疲弊させられることも多いのです…。
だけど。
そこを、今までは私の感性で「そんなん(ちっぽけなこと気にしなくてもどーでも)いいって!」と言ってたのですが、先日ふと、
「そうだね。タイはそうすると良いと思うんだね」
と言ったら、なんだか落ち着いたというのか、わかってもらえた!って顔をしたのです。
雷に打たれたような衝撃がありました。この子が言って欲しかったのは、こういう言葉だったのか…と。
この感覚、絶対忘れちゃいけない!!
きっと、反抗期とかが来ても、こういう言葉が必要になる…。
「なにやってるの?」じゃなく、「自分が考えてやって、それが良いと思ったんだよね」っていう感じの!
タイは成長中の1人の立派な人間で、大人の私が数十年かかって培った知識とか経験を、たった2歳の彼が経験して考えたり感じたりする以前に、それは不必要とか、それは気にしなくても良いもの、といった価値観をポンと投げてはいけないな…と、本当に実感しました。
「子育ては親(自分)育て」とも言われますが、本当に子どもと一緒にいると学ぶことがとても多いです。
子どもも子どもなりにちゃんと考えてやっていることをしっかり認めて、私は、危険がない限りは見守ることにしました。
▲シャツの前ボタンは絶対とめないぜ!!!