子どもが体調を崩したので病院に連れて行ったけれど、落ち着かないわが子を抱きながら病状の説明をしようとしても慌ててしまったり、問診票を急いで書いたら肝心なことを書き漏らしてしまったことはありませんか?
私自身、家に帰ってから伝え忘れたことや気になったのに聞き忘れたことなどを思い出すことがよくありました。
なので、最近は病院へ行く前に家で病状や気になることをメモして持っていくようにしています。
最初は「こんなのを見せられても先生、困るんじゃないかな?」と思いました。
しかし、どの先生もメモをひと通り見て、足りない部分を質問してくれたり、気になることに答えてくれたりとかなりスムーズになります。
診察の最後に「このメモこのままカルテに写しておくのにもらっても良いですか?」と聞かれることも。
ある先生に今後もこのようなメモを持ってきても大丈夫かと聞くと、
子どもの診察で来るお母さんは動揺されていたり、子どもに気をとられていて十分に情報が伝えられない方も多いです。でも、まだ自分の状態を伝えられない子どもにとっては。お母さんの見た・感じた状態の情報がとても大事。ですから、このようなメモを使っていただくのもひとつの方法ですよ。
と笑顔で答えてくれました。
メモが活用できる場面はまだあります。
いつもよく見てるママが病院に連れて行ってあげられないこともありますよね?
パパやおばあちゃん、おじいちゃんに頼むこともあると思います。そんなときこそこのメモの出番!
以前、こんなことがありました。
私は小児科ではありませんが、看護師として患者さまとそのご家族とお話しすることがあります。患者さまが調子が悪く話せない状態ではご家族から情報を聞くしかありません。
でも、「頼まれて連れてきたから詳しいことがあまりよくわからない」と話される方も多いです。そんななか、ある付き添いの方から「このメモを預かってきました」と渡されたことがありました。
いつごろから、こんな時に、こんな症状が……などがざっと書かれたメモ。その1枚が、かなりその後の対応に役だったことを覚えています。
では、どういうことを書けばいいのか?
大まかには、
- いつからどんな症状が出たか
- どのような時によくその症状がでるか
- 何かお薬を使ったか
- 食欲はあるか
- 水分はとれてるか
- 機嫌はどうか
……などなど
ママが子どもの症状を見て、感じたことを時間を追って書いておきます。
今回、編集部と共同で、印刷して使える「受診メモ」を作りました。
▲おぐあやさん考案、Cheers! mamaデザインの「受診メモ」。こちらは参考画像です。印刷用のPDFファイルは記事末尾からダウンロードしていただけます。
A4サイズの用紙に2枚分のメモができるので切り取ったうえで、2つ折りにして使ってください。
※ファイルのダウンロードへのリンクは記事下部にあります。
最後に。
この方法は私個人がおすすめする方法なので、こうしないとダメ!っていうことではありません。臨機応変に使っていただければと思います。
<Cheers! mama編集部より>
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