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おっぱい110番[14] バキバキに固まった肩や背中を「天使の羽体操」でやわらか~く

 

私は、産後入院中や退院してしばらくは母乳がなかなか出ませんでしたが、その後は徐々に出るようになり、母乳育児はまずまず軌道にのってゆきました。

 

ですが、毎日頻回授乳をしていると、とにかく肩が凝って……

自分で肩を揉んだり回したり、おっぱいマッサージをしてみたりしましたが改善されず、某栄養剤のCMのように、上半身がバッキバキに固まって辛い毎日でした。

 

そんなとき、産後2ヶ月くらいして助産師訪問がありました。

その時に「何か悩んでいることはない?」と助産師さんに聞かれ「肩周辺が凝りまくって辛いです……」と、むすめではなく私のことまで相談してみました。

 

すると、助産師さんは「そうよねー」と共感してくれ、以下のような話をしてくださいました。

 

肩が凝っているように思うけど、実は凝っているのは肩より背中

頻回授乳や長時間だっこをしている乳児ママは、一日のうち何時間も前かがみの姿勢になって何キロもある赤ちゃんを抱えている。

常に腕が前に出て、肩が体の前面・内側に入った姿勢になり、背中がパンパンに張って凝ってしまう。

背中のコリをほぐせば、おっぱい周りの血流がよくなり、母乳の出がもっとよくなる

 

そして、教えてくれたコリ解消方法が、『天使の羽根体操』です。

やり方は、胸を張って、両方の肩をぐっと開くだけ。

 

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天使の羽根である左右の肩甲骨を、背中の真ん中でくっつけるイメージで、ぐーっと肩を開きます。

時間は、自分が気持ちよいと感じるまで。

終わったら力を抜いて楽にします。

 

これだけですが、やり終えた後は上半身が軽くなり、いかに自分が肩や背中を前に丸めていたかを痛感しました。

助産師さんは、血流をよくすることは、おっぱいの詰まりなどのトラブルの防止にもなるとおっしゃっていました。

 

「凝ってるなー」と思ったときにすぐできる簡単な体操なので、気軽にやってみていただきたいです。

 


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