今回は手のひらのベビーマッサージについてお伝えします。
いつも手をグーに握っていたり、指をおしゃぶりしていたり、赤ちゃんの小さな手のひらってとてもかわいいですよね。赤ちゃんの手のひらは足の裏同様たくさんの反射区があります。まんべんなく、気持ちよく刺激してあげましょう。
今回は月齢の小さいお子さんは寝んねの状態で、大きくなってきたお子さんは抱っこや、立っち、向かい合わせて座った状態でもできるマッサージです。
■赤ちゃん両手のひらをママの親指でマッサージ♪
仰向けに寝転んだあかちゃんの両手をママの両手でマッサージしてみましょう。赤ちゃんの右手のひらにママの左手親指を、赤ちゃんの左手のひらにはママの右手親指を滑り込ませ、ママの残りの4本の指で手の甲を包み込んであげてみてください。
■くるくるマッサージ
滑り込ませた親指で手のひらを外回りでくるくるくるくるとマッサージ♪ 普段ぎゅーっと握っている赤ちゃんの手のひらを開いてあげましょう。
■指をぎゅぅ〜と伸ばす
次は手のひらから赤ちゃんの指一本一本の指先に向かって親指を滑り込ませて伸ばしてあげます。指には脳につながるスイッチがあると言われています。
どちらも、回数などきまりはありません。気持ちよさそうなら何回も、ちょっと苦手そうなら少しだけ、赤ちゃんの様子をみながら心地のよい状態でやってみてください。
手のひらのマッサージでは、赤ちゃんの手のひらからママの知らないあいだに握ったほこりがでてきたり、意外と汗をかいていることに気づいたり、爪が伸びていることに気づいたり、可愛い小さな手からいろんな発見を楽しみながらマッサージしてみてくださいね。
マッサージの際には「くるくる〜」とか「おててのマッサージだよ♪」など目をあわせ声をかけてあげながら実践していくといいです。
前回ご紹介した足などのマッサージとも組み合わせるといいと思います。
■ベビーマッサージをする際は、ぜひマッサージするよ~という声がけを忘れずに
赤ちゃんは「何が始まるの?」「ママは何をするの?」とドキドキしています。声をたくさんかけてあげることで安心して身をゆだねてくれるようになります。
赤ちゃんはママとのスキンシップが大好きです。ベビーマッサージは気軽にできるスキンシップのひとつです。気軽に楽しんでみてくださいね。
(mama記者・小林りょうこ)