育児マンガ 『働く母の さんにんめ育児[vol.14]』
陣痛室というものがあるくらいで、陣痛がはじまってから分娩までの時間が結構ありまして、先生や看護師さんたちもずっと見ていてもやることが無く暇なので放置されます。
1人目のときは、ひとりきりにされると不安なので割と頻繁にナースコールを押していました。
そのとき、パパは京都から愛媛まで急いで来てもらっているところだったので、現場にいたのは実母と祖母。
こっちはいよいよ赤ちゃんが産まれるという緊張状態にもかかわらず、呑気に晩御飯の献立の話をされるという淡い思い出がよみがえります。
今回は地元から遠い埼玉で出産だったので、パパも親族もいないひとりきりの出産のはず。
そんなとき……、
突然おばあちゃんが現れて、
背中をさすって
退室されました。
「脂汗が出てないから、麻酔は効いている」とか、そんなようなことを言っていた気がします。