子どもに、スマートフォンやタブレットで動画を見せるのって、
もはや日常生活の中のひとコマですよね。
以前掲載した「子どもが「テレビや動画がみたいの!」と騒いだら?~保健師さんからのアドバイス@1歳半検診」の、子どもとテレビ、動画の付き合い方の悩みに、「あぁ~わかるなぁ~、うちもそうだ」と、深くうなずきました。
我が家でも、子どもにiPadを使わせていますが、
ゲームアプリや、YouTubeの使い方をあっという間に覚えてしまい、
自由に使わせていると、平気で1時間くらは使いっぱなしになってしまいます……。
(子どもとiPadの利用時間や利用方法は、我が家の課題としていつも検討中です)
ある日、姉妹で、YouTubeの動画を見ながら、キャッキャキャッキャ笑ってるので、
「子どもたちはどんな動画をYouTubeで見ているんだ!?」と
気になり、履歴を見て「えーー!こんなの見て喜んでるの?」とビックリしました。
なぜか、お菓子売り場で売っている『作るお菓子の動画』ばかり!
「なんで、作るお菓子を誰かが作っている動画ばっかり見てるの?」と聞くと、
姉妹からは、ずばりシンプルな答えが!
「だって、お母さん、作るお菓子、買ってくれないんだもん!」
はい、そうです。お母さんは、作るお菓子をあなたたちに買いたくないです!
だって、着色料もたくさん含まれてそうだし、おいしくなさそうだし、
何より……、「あなたたち、自分で作れないじゃない!!」
でも、「そんなに作ってみたいなら~」と、
姉妹が作ってみたいという作るお菓子、
「たのしいおすしやさん」を購入して、姉妹と3人で作ってみました。
▲正直、おとながハマリます! ついつい他のシリーズも買いたくなります。
▲つくる過程は、かなり細かい作業が必要ですが……。できたらこの笑顔!
購入して、つくってみて、わかりました。
「作るお菓子は、子どもと親が楽しく過ごせる時間を作ってくれるもの」なんです!
「子どもが自分で作るお菓子」というものでは、ないんですよね。
忙しい毎日の中で、「早くしなさい!」「自分でやりなさい!」と
子どもたちに、連呼している日々を、反省してしまいました。
反省しながらも、作るお菓子の楽しさに目覚めた私は、
子どもといっしょに、一通りお店で売っている作るお菓子を買って、
毎日のように、食後のちょっとした時間に子どもといっしょに楽しみました!
不思議というか、当然というか、一通り「作るお菓子」を親子でつくったら、
子どもたちは、YouTubeで「作るお菓子の動画」ばっかり見る!
ということは、少なくなりました。
YouTubeと「作るお菓子」に、親子の時間のすごし方について、
向き合うきっかけをもらった出来事でした。
(Cheers! mama 編集部・まきためぐみ)