【連載】うちの子がすきな絵本[43]
▲犬のココに読み聞かせをしていますが、ココはすっかり飽きている様子です(笑)
3歳になったころから、テレビ番組の『はじめてのおつかい』を観るたびに、「なんさいになったら、おつかいにいける?」と聞いてくるむすめ。
「テレビ番組では、すれ違う人みんながスタッフの方だから心配はないけど、現実社会はすべてが他人だし、うちの近所は道路も狭く、車やバイク、自転車の交通量も多いから、ひとりでおつかいに行ってもらうまでには、まだしばらく時間がかかりそうだなぁ。というか、正直なところ、できるだけひとりで外には出したくないんだけどね……」
っと、言いたくなる気持ちをぐっとこらえて、「そうだね、もうちょっと大きくなってからじゃないと、危ないかなぁ〜」と答えを濁している今日このごろ。
そんな彼女が、いま一番ハマっている絵本が、こちらです。
これは、5歳のみいちゃんが初めて一人でおつかいに行くことになった日の物語。
ママに「赤ちゃんの牛乳を買ってきて欲しいの」とお願いされるお姉ちゃんのみいちゃん。ママとの”2つのお約束”を守ろうと必死に頑張る姿や、何度も遭遇する「こまった」場面を乗り越えて、赤ちゃんとママのために牛乳とおつりを握りしめておうちに戻る……そんなお話です。
「ひとりでおつかいに行ってみたい」というあこがれの気持ちと、自分自身がまもなく「お姉ちゃん」になるという状況がかさなり、むすめは、主人公のみいちゃんに自分の姿を重ねて絵本の世界に入り込んでいます。
もう、ほとんど文章を暗記してしまっているほど繰り返し読んでいるむすめの今の目標は、「みいちゃんみたいに、5歳になったら赤ちゃんのために牛乳を買いに行くんだ!」ということ。
目標の5歳まで、あと1年とちょっと。
わたしは、それまでにあまり心配の少ないルートで、牛乳を買いに行ってもらう方法を考えておこうと思っているのでした。
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