この5月より、電力10社が1年振りの一斉値上げをしています。関西電力に至っては6月に再値上げです。
本格的な夏を前に、自己防衛として家庭内の省エネも考えていきたいですね。
そんなときに役立ちそうなツールが各電力会社のウェブページにあります。
2015年5月現在では、東京電力の「でんき家計簿」、中部電力の「カテエネ」、関西電力の「はぴeみる電」、四国電力の「よんでんコンシェルジュ」、九州電力の「省エネ快適ライフ」がそれです。
サービス内容は電力会社によって差がありますが、基本的には各家庭の電力料金とその内容、月別グラフの表示などがあります。
もちろん無料です。
ここでは、「でんき家計簿」を例にご紹介します。
トップ画面には、直近の電気料金の表示と、いくつかのメニューが並んでいます。
注目は「使用量と料金をグラフで見る」と、「お得な料金メニューを探す」です。
月別の料金をグラフで見ると、「やっぱり冬の暖房費が高い!」など気づかされることが多いです。
暖房機器を見直したり、家族みんなで省エネを意識するきっかけにもなるでしょう。
さて、電力会社ではさまざまな「料金メニュー」を用意しています。従量電灯B・Cとか、朝得・夜得、半日お得、土日お得……などなど。
実際どのくらいくらい得するのか、説明を読んでもよくわかりません。
そこをシミュレーションできるのが「お得な料金メニューを探す」です。
編集N宅では、現在の「従量電灯B」から「ピークシフト」にすると年間1万5000円も得する試算が出ました。
各料金プランに変更した場合も、それぞれ試算されます。
もっと詳細に見てみると、こんな風なグラフでも見られます。
「ピークシフト」プランは、夏場最も電力が使われる期間の料金を2倍にすることで他の期間を幾ばくは安くする(詳細はわかりません…)というプラン。
確かに減りそうですが、N宅の場合は、そもそも冬場の暖房費を削減するのが近道かもしれませんね!
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