こんなステッカーをご覧になったことがありますか?
埼玉県では「赤ちゃんの駅」という取り組みが行われています(※1)。
(わたし自身、子どもを産んでから知ったのですが…)
「赤ちゃんの駅」とは、誰でも自由におむつ替えや授乳が行えるスペースの愛称です。埼玉県では、「赤ちゃんの駅」の登録施設を募集し、乳幼児を持つ子育て家族が安心して外出できる環境づくりを進めています。
赤ちゃんとのお出かけ時に気軽に利用してください。
(埼玉県少子政策課 参照)
浦和PARCO、コクーン新都心、ルミネ大宮、さいたまスーパーアリーナ、埼玉スタジアムなど、登録施設数は5637箇所にものぼります。(※2)。
その他、大型ショッピングモール、町のスーパー、役所、図書館、病院、保育園…さまざまな施設が、民・公問わず登録されていて、埼玉県のホームページ(コチラ)から検索できます。
このステッカーのある施設は、授乳、おむつ替えのためだけに利用することも可能です。
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1歳に満たない息子を連れて、家族3人、秩父へ観光に行ったときのこと。
慣れない子連れ旅行、初めて訪れる町でおむつ替えに困っていたところ、西武秩父駅前の「秩父観光情報館」に貼られているステッカーが目に入りました。
係の方とお話ししてみると、快く案内してくださいました。
「秩父観光情報館」のなかは、小上がりのようになっていて、ぬいぐるみやおしりふきが並べてあり(使用済みのおむつも捨てさせてもらえました。荷物が多かったので、本当に助かりました!)、思いやりを感じられるスペースでした。
芝桜やSLを観ながら、滞在中、たびたび利用させていただきました。
(館の皆さま、ありがとうございました!)
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小さな子どもを連れて外出し始めた頃、わたしには「授乳」「おむつ替え」が2大(「ベビーカー」を含めると3大)ネックでした。
「赤ちゃんの駅」の取り組みがより広がり、ひとりでも多くの方が気持ちよく、安心してお出かけできるようになるといいなと思います。
埼玉にお越しの際には(在住の方もモチロン!)ぜひ、利用してみてください♪
※1
「赤ちゃんの駅」の取り組みは全国各地で行われています(名古屋市、北九州市、宇都宮市、板橋区、江東区など)。ステッカーのデザイン、名称、登録設備でできることなどに違いがありますので、ご注意ください。
※2
平成25年5月31日現在
(mama記者・あゆすけ)