3歳になったむすめの「七五三」という家族の一大イベント。
わが家は、以下のような流れでした。
- (1)着物選び(購入か、レンタルか?)
- (2)着付け・ヘアメイク予行練習
- (3)近所の神社で写真前撮り
- (4)七五三詣当日(お詣りと会食)
今回のレポートでは、前編に(1)〜(3)の事前準備を、後編に(4)のお詣り本番をご紹介します。
(1)着物選び(購入か、レンタルか?)
私が「今年の秋は、七五三だなぁ〜」と考え始めたのは今年の5月頃。
チアママの記事『初めての着物「七五三の準備」どうしよう!? 購入のはじめの一歩はデパートがおすすめ』を参考に、まずは呉服店へ。
- 価格帯はどのくらい?
- 流行のデザインは?
- ポリエステルと正絹の違いは?
- 必要な小物はどれとどれ?
などなど、お店の方にいろいろと質問をして情報収集。
呉服店を2店まわってみて、私のなかで、
- 自分が赤の着物だったので、むすめにも赤を着せたい。
- 写真の前撮りとお参りとで最低2回着用することを考え、購入の方向で。
- ポリエステルより正絹のほうがやはり質感がよい。しかし高い。せめてお被布だけでも正絹にできれば!
- 柄は印刷より刺繍のほうがステキだなぁ。
- 実店舗で「これ!」と思ったものは予算をかなりオーバーするためネットで探してみよう。
- ネットショップで良い物がなかったらレンタルに!
…と、まとまりました。
帰宅し、楽天をチェック。
「わっ、すてき♡」と思うも価格がどーんと高かったり、お手頃!と思うとポリエステルだったりと、探せば探すほどに悩んでしまうというドツボにハマりそうになりましたが、
たくさんの候補をピックアップ→比較検討しながら半分に絞る→さらに半分に絞る…を繰り返した結果、「赤い着物、表地が正絹、柄は刺繍。お被布、お着物、長襦袢、草履、巾着、髪飾りがセットになって29,500円」という商品にピンッ!ときました、
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…よし、コレで行こう!
1,500円プラスで髪飾りをすこし豪華なものに、315円プラスで子ども用の足袋を追加注文。
購入時に、楽天のポイントが貯まっていたのでそれをすべて使い、支払額はとっても少なくすみました。
(2)着付け・ヘアメイク予行練習
注文した着物は、寸法調整(無料サービスでした)を済ませた後、無事届きました。
次に悩んだことは、ヘアを美容室に頼むかどうか。
ネットで検索してみると、3歳女児の七五三は、髪を2つに結んでふわふわっとアレンジする方が多いみたいですね。
どの子も3歳らしくてとってもカワイイのですが、むすめは前髪が長いため、おでこ丸出しのツインテールのイメージが湧かない…。
おでこを出すということは、和髪に近いイメージで作れば良いのかな?ということで、シロウトアレンジですが、ポンパドール+シンプルなおダンゴ+髪飾りというスタイルにしてみることに。
3歳のむすめはまだ毛量がすくないので、私が自分のお団子を作るときに使用している「お団子ドーナッツ」の小さい方のサイズを使ってボリュームアップ。
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美容院でふわふわにアレンジしているヘアに比べると圧倒的に地味だけど、これも悪くない…かな??
和風フェイスなむすめには、こういうシンプルヘアのほうがよいの…かも??(美容院代もかからないし〜!)
…ということで、本番のヘアもこのスタイルで行くことに決定!
メイクは、こちらもチアママ記事『七五三を迎える女の子のためのメイクレッスン〜子どもらしさと写真映えを考慮したポイント教えます』を参考に、ドラッグストアでプチプラの赤い練りチークを購入。
▲「JELLY GLOW」はドラッグストアで600〜700円くらいでした。前述の記事を参考に、赤をチョイス。
ベースメイクは私のものを使い、ほっぺ・目の上・唇は全てこのチークでほんのり赤〜ピンクにして、着物を試着。
うーん、地味……もとい、シンプル!
でも、むすめらしくて、そして、わが家らしいかな?ってことで、これにて予行練習は終了。
着飾ることと、可愛くしてもらうことが大好きなむすめは、何度も髪を結い直したり、メイクを塗ったり拭いたりを繰り返しても、まったく嫌がることなくむしろノリノリでした。
写真前撮りの日も、この調子でたのむよ、むすめさん!
(3)近所の神社で写真前撮り
お詣りとは別の神社になりますが、自宅からすぐの神社で、赤ちゃんのころから何度かお願いしているフリーカメラマンの三原由宇さんにお願いしました。
カメラマンの三原さんにお会いするのは今回で3度めのむすめは、「知ってるカメラのおにいさんだ!」と言って、嬉しそうにしていました。同じ方にずっと撮っていただくメリットはこういうところにあるんだなぁと実感。
前撮りをしてよかったのは、記念写真が残せることはもちろんですが、お詣りの前に「着物を着てお出かけする練習」ができるという点。
「草履で上手に歩けるものなのね!」とか「後ろの髪が落ちてきちゃうから、お詣りの日はもう少しシッカリ固めよう」とか、そういったことをチェックできました。
さて、今回お願いした三原さんはアシスタントさんなしで一人で撮影されます。おもちゃを使ったりテンションをあげて最初からいい笑顔をゲットしよう、というのではなく、最初のうちは表情が固かったり泣きべそだったりするけれど、時間をかけてゆっくり静かに子どもと触れ合うことで自然な笑顔を引き出してくれる、そんなカメラマンさんです。
これは私個人の好みですが、大きなカメラを向けられてカチコチになっている表情や、雰囲気になじめず泣いてしまっている様子もすごく記念になるいい写真だと思っています。なので、私やオットは、「ほら、笑って!」とか「べろべろばー」のように無理やり笑わせるようなことはせず、緊張しているむすめの様子を楽しみました。カメラマンの三原さんが、ゆるりゆるりとむすめの緊張をといてくださったので、後半はむすめらしい自然な表情がいっぱいでした。
このあたりは、ご家族の好みやカメラマンさんのスタイルにもよるでしょうし、子どもの年齢や性格によっても、うまくいく・いかないがあると思います。家族のスタイルにマッチするカメラマンさんやスタジオさんとめぐりあえると良いですね!
今回も、たくさんの素敵な写真を取っていただき、大満足の前撮りでした。
さて、準備・予行練習・前撮りが終了し、いよいよ、両家の祖父母を招いての「七五三詣」本番を迎えます。
その様子は後編の『3歳娘の七五三レポート[当日編]お詣り・親族会食』でレポートします。
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