(C)Nicolas Buffe
新進気鋭のフランス人作家、ニコラ ビュフの美術館での初個展が北品川の原美術館で開催中です。
パリ出身のビュフは、幼少期に夢中になっていた「宇宙刑事ギャバン」が日本の作品だと知り、日本語などを勉強したあげく、ついには活動拠点を東京に移しています。ルネッサンスやバロックなどのヨーロッパの伝統文化と、日本やアメリカのマンガやアニメ、ビデオゲームなどのサブカルチャー、すなわち西洋と東洋、伝統と現代を融合した、壮麗で軽やかな作品に取り組んでいるそうです。
そのため、今回の展示もとにかくユニーク。
主人公の少年ポリフィーロの冒険を通して、夢と愛、闘いと勝利、死と再生という、普遍的なテーマを提示。壁画と立体作品を組み合わせた大型インスタレーション(展示空間全体を使った3次元的表現)が中心で、AR(拡張現実)を使った鑑賞者が仮想空間で甲冑をまとうことのできる展示など体感的にも楽しめそうです。
【イベント概要】「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」 (英題 Nicolas Buffe, The Dream of Polifilo)
- 日時:2014年4月19日(土)~6月29日(日)
- 11:00~17:00(水曜のみ20:00まで・祝日除く)
- 休館日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
- 場所:原美術館(東京都品川区北品川4-7-25)
- 入場料:一般1,100円、大高生700円、小中学生500円
- 公式サイト:原美術館
▲mama記者・そえまゆさんから届いた、個展入り口の写真です!
mama記者・そえまゆさんの「本個展に行ってみました!」のレポートはコチラから! > 『すべての空間に仕掛けがいっぱい! 原美術館の「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」に行ってきました』