なぜか子どもが大好きな、「おばけ」。
今回は、怖いおばけや楽しいおばけ、可愛いおばけ……そんな、いろんなおばけが出てくる絵本をご紹介します。
■おばけのてんぷら
「おばけ」といえば、せなけいこ先生!
うさこちゃんがてんぷらをどんどん作る傍らで、おばけがこっそりひょいぱくひょいぱくとつまみ食い。
でもつるっと滑って衣のボウルにボッチャン…!!
てんぷらの描写があんまりにも美味しそうなので、しばらくの間娘にてんぷらをせがまれました。
■めっきらもっきらどおんどん
「ちんぷくまんぷく あっぺらこのきんぴらこ〜」
お子さんが幼稚園や保育園でこんな言葉を覚えてきて、「いったいなんのことやら…??」といった経験はありませんか?
それはきっとこの本に出てくる不思議な歌です。
異世界に迷い込んだ主人公が出会った3人のおばけ。
仲良くなったおばけたちとたくさん遊んで不思議な世界を満喫した主人公は、夜になるとふと寂しくなり…「おかあさーーーん!」と叫んで現実に帰ってきます。
もう一度会いたくてももう二度と会えない、最後はほんのり切ないお話です。
娘は「ちんぷくまんぷく〜〜」の言葉が大好きで、一時期ずっと唱えてました。
■おばけパーティ
おばけのアンリが自分のお城にお友達のおばけを招待します。
美味しいご馳走をせっせと作って振舞うたびに、おばけたちは料理の色に染まってしまいます。
カクテルを飲めば色とりどりに、サーモンはピンク、サラダは緑、チーズを食べればチーズになっちゃう!
娘は、おばけたちの色とりどりの変化を面白がっていました。
全く怖い要素のないおばけの本なので、怖いのが苦手なお子さんでも大丈夫だと思います。
■バケミちゃん
ガラクタコレクターのおばけのバケミちゃんが、ゴミ捨て場でいろんなガラクタを探しては拾うお話です。
「ええもん、ひろったー!!」
台詞がばりばりの関西弁なので、ネイティブ関西人じゃない私はちょっとイントネーションに悩みました(笑)
子どもは、家のオモチャ箱を引っ掻き回しては得意げに「ええもん、ひろったー!!」と叫んでました。
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