デビッド・ボウイさんやエリック・クラプトンさん、アントニオ猪木さんや山田 優さんといった著名人やアーティストの撮影実績も持つ写真家の堀口マモルさん。
その堀口さんが、「SmilingBaby（スマイリングベイビー）」というプロジェクトを2007年に立ち上げたことをご存知でしょうか？
■笑顔の連鎖を生み出す活動
スマイリングベイビーは、３カ月～５カ月未満の赤ちゃんの笑顔を撮影し、それを拡散することによって、世界中に笑顔の連鎖を生み出そうという活動です。
月齢を限定しているのは、愛想笑いをしない、本物のピュアな笑顔を見せてくれる赤ちゃんが撮れるからだとか。
そして、写真展の開催や医療施設・高齢者施設などへ赤ちゃんの大判フォトパネルを寄贈するといった方法などで、赤ちゃんの笑顔を必要としている方々に還元しているとのことです。
今まで撮影した赤ちゃんは3000人超！
月齢限定なのにこの人数に驚くのと同時に、これだけの数のパパママがこの活動に賛同していることに感動もしました。
わが家はこの活動を娘４カ月のときに知ったのですが、さっそく写真撮影のかたちで協力させていただくことにしました。
■娘の撮影で協力
撮影当日は娘と２歳の息子も連れて、渋谷区広尾の「堀口マモル写真スタジオ」へ伺いました。
※撮影は事前予約が必要です
スタジオには撮影機材の他に、堀口さんが撮影した写真のパネルや出版された写真集なども飾られていました。
簡単な説明を受けたあと、さっそく撮影へ！
赤ちゃんのピュアの笑顔の撮影は、時間を掛けないのがポイントだそうです。
堀口さんはガラガラなどを振りつつ、娘に声かけしながらシャッターを切っていきます。
私自身も堀口さんからアドバイスをもらい、娘に笑いかけたり声をかけたりして、娘のピュアスマイルを引き出す努力をしてみました。
10分ほどの時間で無事、撮影を終えました。撮った写真はすぐにパソコンで見せてもらえました。
本当に自然に笑っている笑顔の写真。
これが本当のピュアスマイルなのですね！
撮影の１週間後には、色補正や映り込み修正をしていただいた１枚の写真をメールで送ってくださいました。
本当によい写真で私自身も気に入りました。
撮影協力とはいえ、写真を無料でいただけるのはありがたいです。
この写真は、ホームページにも掲載していただきました。
なお、こちらの撮影では、ファミリー写真の撮影プランもあります。
スマイリングベイビーの活動を紹介してくれた私の知人は、これがきっかけで定期的にファミリー写真撮影をお願いしてるそうです。
■堀口さんの様々な活動
撮影後に堀口さんが行っている国内・海外での活動についてのお話も伺いました。
発展途上国での出産・育児の過酷な現状についてのお話は、特に、考えさせられるものがありました。
写真展も実施されていて、先月はアフリカなどの赤ちゃんの写真を展示されたとのことです。
また、６月19日（日）には、冨田江里子先生の「貧しい母子のための診療所より」という講演会を開催されるそうです。
フィリピンでは出産の際に正しい介助方法が行われていないため、亡くなるお子さんやお母さんが多くいらっしゃいます。その状況を救うために現地で活動されている冨田江里子さんによる講演会です。
小さなお子さんを持つママだと、より考えさせられるものがありそうな内容だと思います。
この他にも、私自身が興味を持った活動はまだまだあるので、よかったらホームページをご覧になってください。
今後も「Smiling Baby」の活動になんらかの形でかかわっていければと考えています。
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