子ども連れOKのコンサートなどを探しては足を運んでいますが、一味違ったコンサートに行ってきました。
それが、「アクセンチュア室内楽団」の定期演奏会です。
アクセンチュア室内楽団は、5~6名の有志で2006年に結成されたそうです。
今回は第6回目の定期演奏会で、入場無料。こちらの楽団に所属している私の友人に、お誘いをいただきました。
この定期演奏会は、子どももOKの会。
昨年は、子どもたちが一番前の席で演奏に合わせて踊っていたそうです。
会場は、渋谷の「文化総合センター大和田」の6階「伝承ホール」。息子と行ってきました。
「文化総合センター大和田」は2010年にオープンした渋谷区の複合施設で、その中の「伝承ホール」は、和楽器を使用する邦楽や舞踊など伝統芸能を主目的とする多目的ホールだそうです。
250席程の小ホールではありましたが、ビルそのものが新しく、設備もしっかりとしていて立派なホールでした。
会場には80名ほどが来場していましたが、わが家の息子と同じぐらいの年齢のお子さんも何組かいらっしゃってほっとしました。
入退場自由ということだったので、息子の様子を見ながら何度かホール外で休憩をしながら観賞しましが、友人からも子ども連れにオススメと事前に教えてもらっていた「リベルタンゴ」の演目は見逃しませんでした。
初めて見る楽器「ボンゴ」に興味津々だった息子。
そして何よりも、それまでの曲とは違い、9名による勢いのあるリズミカルな演奏に、「いっぱいいる!すごい!みんな楽しそう!」と感動しながら観ていた息子でした。
ちなみにこの「リベルタンゴ」と次曲の「真田丸」は「親子室」で鑑賞しました。
「親子室」は、ホールの一番後ろに設けられた何組かが入れる小さな部屋で、子どもたちがや騒いだりしても他のお客様に迷惑がかからないスペースになっています。
劇団四季などの劇場にこういった施設があることは知っていましたが、このような空間で音楽を聴くのは初めてでした。
まわりをあまり気にせず、子どもとリラックスしながら鑑賞できるので、子連れにはありがたかったです。
親子室にはもう一組の親子がいらっしゃいましたが、子どもたち同士も自然に交流しはじめ、体も動かしたりしながら、お互いに音楽を楽しんでいました。
息子は、この親子室で過ごした時間が一番印象に残っていたようで、帰宅後、パパにも報告していました。
また、演奏会終了後の友人からのメールで知りましたが、今年も最後の演奏でも、子どもがピョンピョン跳ねて演奏者にアピールする場面があったとのことでした。
演奏者の小学生のお子さんだったとのことですが、「お母さん大好き!」と話しかけていたとのことでした!
想像しただけでもほほえましい光景ですね! 来年の演奏会も楽しみです。
また、今まで区報に区内の小ホールで実施される企業のオーケストラ部の定期演奏会のお知らせを目にする機会がありました。
子ども連れOKだったら、他の企業のコンサートにも足を運んでみたいと感じました。
そして、今回の演奏会のお誘いの連絡をくださった友人から、子ども連れOKの別の演奏会のお誘いもいただきました。
「国立市」で行われるものですが、ご興味ある方はぜひ足を運んでみてくださいね!
本格的なコンサートはハードルが高いかな〜という方には、このようなコンサートはおすすめです。
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