カタログ通販大手のニッセンが45周年企画をして開催している「ママハピあれこれ会議」。
“ママさんの悩みを解決できる商品を、ママさんだけで考える会議”というキャッチコピーにひかれて追いかけ続けてきましたが、先日3回目の会議が行われました。
現在商品開発を続けているのはこの2つ。
台所の洗い上がった食器(特に子供用のキャラもの!)がキッチンにむき出しになるのがちょっと…いうお悩みを解決したい商品『さりげなく水切りラック』
片手でも楽チンに干せる、子ども自身の洗濯物を楽しく干してもらってママを助けてもらおうというコンセプトの洗濯ハンガー『くつ下スッポリくん』
今回はこの2商品のサイズ感や質感、色など細かい仕様について、じっくりあれこれ話し合いました。
▲回を重ねるごとにメンバーの発言も担当スタッフにズバズバささります!
■2階建て問題勃発!?
今までは完全に机上での話でしたが会議場のテーブルを一般的なキッチンに見立て、商品に近い洗いカゴをご用意くださいました。当たり前ですが、実物が目の前にあるとサイズ感もよくわかり、 「あー数字だけ聞いたら大きいかなと思ったけれど、こんなもんなんだね」と実感のこもった発言も。
この製品はアクリルの壁で水切りカゴを覆い食器を目隠しするという特徴のほかに、箸などのカトラリーを立てて水切りするわけでなく、トレイのようなカゴに寝かせるという点もポイント。
これだと小さなお弁当グッズや子ども用のマグや水筒のパッキン類も見失わずにしっかり乾かせるんです!
▲「箸は最後にまとめて洗うよね!?」「おたまや菜箸はどう置ける?」使い勝手の平均値以上を目指します
が、この念願のトレイの取り付け位置が悩ましいのです。トレイを引っ掛ける位置(2階部分)によって、下(1階)がデッドスペースになってしまい、お茶碗すら入らなかったり大きなお皿が入れにくかったりしそうです。
今の形だとこのトレイ結局使わなくなるかも…と悩んだ末に出た答えが“高い高い低い低い”というキーワードでした。さてさてどんな解決方法になったのでしょう????
■さらに襲いかかる“2-2、3-4”問題!
もうひとつの商品『くつ下スッポリくん』は、洗濯ハンガーの面をフック状にして子どもでも簡単にくつ下を干せる=お手伝いになるという商品。
しかし衛生面の問題で使用できる材質が限られるというということで製品化が難航気味だったようですが、ニッセン担当さんからの提案でアイディアはそのままでもちょっと違ったデザイン案が公開されました。
このデザイン案を見たメンバーの反応は……
- わ〜足カワイイ!
- 一見何するものかわからないかもしれないけど足形がカワイイ♪
- これニッセンのトップページにのってたらなんやろ???って絶対見る
- 外に干してたら、近所の人に「お宅のあれ何?」って聞かれたりしてwww
- 何これ?ってインパクトあるなら少し高くてもいいかなって思っちゃう
- 何かワンポイントでちっちゃいリボンつかないかな?
- いいね!やっぱりパッと見て、買おうかなぁって思うかわいさがいい!
- やっぱり引っ掛けるだけだから洗濯バサミの形は残らなくていい
▲カラーリングとワンポイントのデザインでも購入意欲はグッとあがるはず!
理想をしっかり押さえつつ、しっかり製品に仕上げてくれる開発担当さんって素晴らしい!
一般的なハンガーと見比べながら色やサイズ感などを決めていくわけですが、乾く効率を考えると干す位置を互い違いに配置したいものの、くつ下をセットできれいに並べたいので、各列のフックを奇数になることは避けたいところ。
「2-2のセットで並べる?」「3-4…4段にできるかな」とフック数と段数の悩みを解決したキーワードは“おっきいおっきい ちっちゃいちっちゃい”でした!
■2商品の運命は?商品化の承認という儀式通過なるか
最後に企画者として商品化の承認を署名ですることに。
「まだまだ納得がいかないようならサインしないで結構ですよ」と言われ緊張も走ったようでしたが、ひとりずつが気持ちよくサインをし、ママメンバーの意見交換はこれにて終了。
このあとはコストや生産数量、製造現場との折り合いがつくのかどうかを最終判断をニッセンさんにゆだねることになりますが、 どっちも商品化が難しいって結果だったらみんなで泣こう(笑)なんてコメントがでるくらいにこのメンバーの結束も強まっています!
次回はついに最終回。製品に限りなく近いものが確認できる予定だそうで非常に楽しみです。
会議の詳細や、今後の展開はニッセンの特設サイト「ママハピあれこれ会議」をチェック!
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