以前、Cheers! mamaで0歳から子どもと一緒にアートを楽しめる「箱根 彫刻の森美術館」』という0歳の女の子と一緒に行かれたレポートがありました。
我が家では、昨年6月、息子が1歳7カ月のころに、たまたま箱根方面へ旅行する機会がありました。
子どもの月齢が異なると遊ぶポイントなども異なると思いますので、ご紹介します!
実際に行ってみると、思った以上に子連れにぴったり!
とにかく走り回りたい盛りの息子も、帰りの電車に載った途端眠ってしまうくらいにしっかり遊べました。
中でもお気に入りだったのが野外展示の『シャボン玉のお城』。
シャボン玉の各カプセルの底部分にはクッションが敷いてあり、転んでも安全なように配慮されています。
外が見える安心感もあってか、息子はご機嫌で行ったり来たり。かなり長い間楽しんでいました。
大人が入るにはちょっと厳しい広さなので(入れなくはないのですが、中に入って子どもを連れてきたりするのは結構大変です)、年齢によってはあまり奥まで入り込まないように気をつけていたほうがいいかもしれません。
また、この『シャボン玉のお城』までのアプローチは長いスロープになっているのですが、脇に段もなく、芝生に入らないようにさえ注意すれば「ひとりで歩きたい!」という年頃の息子を自由に歩かせる事ができて、とてもありがたかったです。
長い坂を1人で登り切って、息子はとっても満足そうでした!
ここで、いったんベビーカーに載せて、持参していたお弁当を食べに休憩所へ。
建物の1階にある『森のアトリエ』というテラスの休憩スペースでお弁当を拡げたのですが、テーブルと椅子と自販機が設置してあり、目の前には『星の庭』という花壇で出来た作品が見下ろせる素敵なコーナー。
野外なので、多少お弁当がこぼれたり、騒いだりするのを気に留めることもなくゆっくり過ごせました。
ちなみに、入り口の建物に入っているレストランも、キッズフレンドリーということなので、次回はぜひレストランも利用してみたいところです。
昼食後、お目当てにしていた『ネットの森』へ。
「カラフルな手編みのネットがいくつもつなぎ合わされた巨大なハンモックの造形作品」という説明の通り、ぶら下がったり、よじ登ったり、揺らしたり、転がしたり、全身を使っていろんな遊び方ができる作品です。
カラフルなネットは見ているだけでも楽しいです。
作品の下は分厚いクッションになっているので、こけたり、よじ登って落ちたりしても大丈夫。
靴を脱いで上がるので、子どもたちを遊ばせながら、大人もほっと休憩できます。
息子はまだよじ登るのはむづかしいので、ネットの玉をゆらゆらしたり、お兄ちゃんお姉ちゃんを追いかけて走り回ったり、おいてあるネットのクッションを転がして遊んだり、ごろんと仰向けになって作品を眺めたり…といろんな楽しみ方をしていました。
それからまたベビーカーに載せて彫刻を眺めつつ、カフェ&ギャラリーへ。
キッズスペースがあったので、息子を備え付けの積み木で遊ばせながら、大人はカフェで飲み物を頼み、再度の休憩タイム。
ついでにカフェの横にある足湯にも浸かり、帰路へ着きました。
この日の滞在時間は5時間程でしたが、息子はしっかり遊べて、大人も疲れすぎず、ちょうどいい感じでした。
とにかく敷地が広いので、おむつ替えやトイレなどは場所を確認して早め早めにしておかないと大変かもしれません。
子供の足で全行程まわるというのも、大きくなってからでないと、ちょっと厳しいかもしれません。
敷地内はバリアフリーになっているのですべての場所にベビーカーで行けますが、敷地内の高低差もあるので、ちょっとした力仕事にはなってしまいます。無料貸出しのベビーカーもあるそうなので、借りるというのもひとつの手かも。
お天気がよかったので、野外を回るだけで終わってしまいましたが、室内にもまだいろいろ、子どもが遊べる施設があるようです。
また、国内外の名だたる作家の大物作品がかなりの点数集まっていて、更には自然の丘陵を利用しつつ、その数の多い作品をうまく点在させているのも素敵なキュレーションで、アートの観点からもとっても貴重な美術館でした。
今回は旅行のついでに訪問しただけだったのですが、次回は、ここに行くために旅行を計画しようと思っているくらいに、魅力的な施設でした。
箱根方面へおでかけの際はぜひ!
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