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うちの子がすきな絵本［33］ 妊娠中から私と娘を繋いでくれた一冊『たいせつなあなたへ～あなたがうまれるまでのこと～』

2015.01.27

 

新しい命を授かったその日から読みたい！と思える、おすすめの一冊です。

 

▲たいせつな あなたへ あなたが うまれるまでの こと (講談社の翻訳絵本)

 

お腹もだいぶ大きくなって、いよいよ産休に入る日のことです。

 

「子どもが生まれてから読んであげてもいいけど、子どもを産む前にお母さんに読んでもらいたいの」と、会社の先輩からいただきました。

さっそく読んでみると、心温まるとっても素敵な本でした。

 

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もうページをめくった瞬間から号泣。

お腹にいる赤ちゃんへの気持ちそのままで、すごく優しい気持ちになれ、ただただ涙があふれてきました。

 

新しい生命がやってきてくれたその日から、ママ（私）は、毎日毎日お腹の赤ちゃんのことを考えてきました。

自分の体に命が宿っている奇跡と言葉にできない喜び、つわりを乗り越え、体調に気にしながら過ごした毎日。

 

“私でもママになれるかな”と心配したり、

“良いママになりたい！”と育児本を読んだり、

 

そういったママのいろんな感情を優しく表現してくれています。

 

イラストも鉛筆で描いたような柔らかいタッチで、いろんな生き物（動物）も愛に溢れているんだなぁ～と感動します。

何度も読んでいくうちに、出産前の不安が勇気に変わりました。

 

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そうして、今では娘のお気に入りの本のひとつです。

自分が生まれてきたことが、ママとパパにどれだけ幸せをもたらしたのか、この本を通じて感じ取ってくれているようです。

いつもニコニコして聞き入っています（読んでる私は毎回感動の涙をこらえるのに必死ですが）。

 

ママとパパがどれだけ愛しているか、

あなたが生まれてきてくれたことがどれだけ嬉しいことだったか、

 

そういった親の愛情がしっかり伝わっているようです。

 

「あなた」を娘の名前に変えて読んであげると、より一層、愛情が伝わるような気がします。

生まれる前も、産んでからも、そばにあるだけで幸せを感じられるおすすめの一冊です。

 

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