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突然の葬儀参列、子どもに何着せる?(その2)夏の子ども服は暗い色がほどんどない!

 

先日、実家の母から、知人の不幸の知らせがありました。

あまりにも突然の知らせに動揺しながらも、平日だったためオットは自宅に残し、むすめと2人実家へ急ぎました。

 

数時間後に迫ったお通夜。むすめは、「喪服」を持っていません。

 

そもそも、お別れの場に2歳児を連れて行くのはどうか…と悩みましたが、私の両親も、私自身も、そして、むすめも可愛がってくださっていたので、同伴させることにしました。

 

では、同伴させるにあたり悩んだのは、お通夜・お葬式にどんな格好で参列させたらよいのだろう?ということ。

 

まず、Cheers! mama編集部・加藤の体験談『突然の葬儀参列、子どもに何着せる?(その1)わたしが買いそろえた3点セット』を読みました。

 

なるほど、冬場だと黒無地のタイツを探すのも一苦労なのですね。

 

子どもはどんどん大きくなります。今着ている服は、ほとんどが来年には着られなくなってしまいます。

なので、正直なところ、喪服としての利用以外に、ふだんでも着せられるものを用意したいという思いがあります。

 

冬場に法事の多いわが家では、冬物の地味な服は毎年1着、用意するようにしています。

たとえば、昨冬に購入した無地紺のワンピース。法事では、グレーのカーディガンを羽織り、普通のお出かけには、カラフルなカーディガンを羽織ればOK。とても重宝しました。

 

しかし、いくらクローゼットをさがしても、夏物の地味な服は出てきません。

無地のスカートがあった!…と思うとデニム地だったり、黒ベースのTシャツがあった!…と思うとラメやリボンがついていたり。

 

デパートに探しに行く時間はなかったので、イチかバチかで、実家のそばにある西友で揃えることに賭けました。

西友には、子供服売り場と、無印良品があります。どちらかに、きっと何かあるだろう、と願って。

 

まず、西友の子供服売り場を見ましたが、そもそも、夏服はポップで派手目のものが多く、まず「無地」がない。

そして、「暗めの色」のものがない。

 

あっという間に断念です。

 

次に、無印良品へ。

 

全体的に地味なトーンの服が多いブランドですが、それでもやっぱり夏物は軽い色柄のものが多く、なかなか思ったようなものがありません…。

 

どうしよう…むすめの参列は諦めるか…でも、きちんとお別れさせたい…と、悩み始めたところで、見つけました。

 

棚の一番下に、上下とも無地のチャコールグレーまたは濃紺のワンピースが1着ずつあったんです。お値段も1,980円とお手頃。

 

写真 2

 

迷った末、グレーのほうがフォーマル感があると感じたので、チャコールグレーを購入して急ぎ帰宅。

 

持参していた、やはりチャコールグレーのレギンスと、昨年の冬に「来年履かせよう」とセールで購入していたグレーの靴を合わせて、このようになりました。

 

葬儀1

 

全体的に黒ではないし、靴の先っぽにはくまの顔が付いているし、葬儀参列に最適な格好ではないかもしれませんが、小さな子どものことなのでこの程度でよいのでは?という両親の意見もあり、今回はこれでお別れの場に伺うことになりました。

 

さて、ここで不安が。

ヒラヒラ・キラキラのプリンセススタイルがお気に入りの今のむすめが、はたしてこの地味な格好をしてくれるのだろうかということ。

 

案の定、このコーディネートを見たむすめは、別の私服を持ってきて「こっちのポンポン(ドット)のスカートの方がいい」と言って着ようとしません。

 

お願いしても、だめ。

「こっちがいい、ポンポンがいい」といって聞きません。

 

そこで、無理に着せるのではなく、

  • 今から、ママと、じーじちゃんと、ばーなちゃんといっしょに、どこへ何をしに行くのか
  • なぜ、そこに行くためには、こういう格好をする必要があるのか

といったことを、きちんと丁寧に説明してみたところ、神妙な顔で「そっか」とつぶやいたあと、着替えに応じてくれました。

2歳のむすめなりに、大人たちの様子を察し、納得したようです。

 

髪型も、ポニーテールを希望していましたが、それではあまりにもカジュアルなので、おさげにしました。

 

葬儀2_Fotor

 

これでなんとか、参列できる状態になりました。

 

葬儀5

 

今回、葬儀参列のための服を探してみて気づいたのは、夏場には、黒や紺など濃い色の服があまり売られていないということ。

 

たとえば、白いシャツにダークグレーや紺のカーディガン+黒のパンツやスカート、といったようなセットを用意すれば、普段にも着回しができそうですが、それぞれのアイテムを探して揃えるには、あまりにも時間がありませんでした。

また、ネットで探せばそれなりにヒットしますが、こちらもお知らせがあってからの注文では到底間に合いません。

 

とはいえ、こういったお知らせは「突然のこと」であることが多々。

そういった場合にも慌てることのないよう、夏冬それぞれ、ワンシーズンごとに、普段着としても使えてフォーマルな場にも対応できるアイテムを用意しておくと安心だなと思いました。

 

 

 

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